ノダっち

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20個は多めですが

ノダっち

15年9月16日(水) 17:47

天気の話なノダ

台風20号が発生しました。

ここ数日、書いていた熱低が
きょう午前3時に
台風に昇格と解析されています。

きのうまでの資料の見解と変わらず、
きょう発表された台風予報でも
日本の南で
北東に向きを変える予想になっていて、
県内への大きな影響はなさそうです。

ただ、
海にはうねりが入りそうですので、
週末に
海のレジャーを計画されている方は、
最新の波の予報などをご確認の上、
慎重な検討をしてください。


この時期で、もう20号というのは
多いなぁと感じられるかもですね。

9月末までの
平年での発生数は18.6個ですので、
この時期で
もう20個に達しているのは
やはり多めと言えます。

ただ、今年の場合は
夏の発生数は
6月が2個で平年並み、
7月が4個で平年並み、
8月が3個で平年より少なめと
それほど多くありませんでした。

夏より前、5月までの発生数が
全体の多さを
引っ張っている状況です。

20号のずっと南東に
低圧部が解析されていて
雲もあってコチラも気にはなっていますが、
まだ様子見が必要でしょう。


一方、秋雨前線の影響は
連休を前に解消していきそうです。

きょうは、秋雨前線の影響で
雨が降ったり止んだりぐずついています。
やはり、予想通り
前線の北側で雨が降ったため
昼間の気温が上がっていません。

最高気温は、
広い範囲で25度に届きませんでした。
10月中旬から
11月上旬並み
の所が多くなっています。

夕方になって南部平野部の一部に
やや活発な雨雲がかかってきていて、
今夜まで
道路の冠水などにご注意
下さい。


この前線による雨は、
あすの早い段階まででしょう。

朝から次第に止んで、
日中はいったん天気が回復です。
所々で晴れ間が見える可能性もあります。

ただ、午後にかけて
上空に寒気が南下してくるため
大気の状態が不安定になりそうです。
いったん晴れた後で、
再び所々で雨になる可能性があり、
しかも、局地的に雨雲が発達して
土砂降りとなるかもしれません。
午後は、山沿いを中心に
急な強い雨や
落雷、突風の発生などに要注意
です。
とくに、
日差しが出て気温が上がった所ほど
気を付けておいた方が良いでしょう。

晴れ間が見えても、
油断しないで
ください。
洗濯物も、
空模様を見ながらの対応が必要です。

あさってからは、
高気圧にしっかりと覆われてきて
秋晴れとなってくるでしょう。

県内は、連休中、
前半を中心にお出かけ日和が続きます。
5連休中、大きな崩れはないでしょう。

ただ、来週後半に関しては
高気圧が早めに抜けるケースや
東風の影響が出るケースも
考えられますので、
今後の新しい予報でもご確認ください。







150916_1
お昼過ぎに
少し顔を見せた
霧島連山の御鉢
(気象庁HPより)

きのう
火山性地震が20回と
5年ぶりの多さを
観測したと
発表がありました。
他の目立った現象は
観測されて
いないようです。

警戒レベルの変化も
ありません。

とくに
活発になっているという
情報でもありませんが、
登山などされる方は
最新の情報を
ご確認ください。

一方、阿蘇は
きょうも噴火継続のもよう
と発表されています。
あすの日中は
県内の北部山沿いが
風下になってきそうです。







150916_2
あるあるセブンの
Mディレクターより
宮崎市内で
サクラが咲いているのを
見つけましたと
写真が
送られてきました。

最近、
この時期に
県内のあちこちで
サクラが咲くのは
恒例行事にも
なっているのですが、
今年もやはり
あちらこちらで
咲いているようです。

今年も、
台風の強風などで
葉っぱがちったあと、
程よい気温になり
咲いて来たと
思われます。

秋雨前線ふたたび

ノダっち

15年9月15日(火) 17:53

天気の話なノダ

宮崎市内は
昼頃からパラパラしてきました。

秋雨前線が伸びてきています。

しかし、きのうから、
けっこう南に
解析、予想されているなぁ、
という印象です。

今年は
秋の訪れが早く感じている方も
多いでしょうか。

気温や植物などなど・・・

一方、天気図に目を向けると、
この前線の位置からも
秋が早いのを感じ
を受けられたら、
立派なお天気マニアです。

秋雨前線は、
通常、秋の深まりとともに
次第に南下して行く
ものになります。

南側の夏の太平洋高気圧が弱まって
北側の秋の空気が
次第に勝ってくるからです。

この位置は、
なかなかに秋本番と言えます。

いつもの年だと、今頃は
まだ夏の名残を感じているのですが・・・

そんな前線の北側で
雨が降り出しましたので、
やはり雨とともに
気温が下がってきました。

午後2時現在、県内の
全アメダス地点で
25度を下回っています。
(いったん25度を超えた所が多いので、
全域が
夏日を脱出したわけでもありません。)

あすも
前線の北側での雨になりそうです。
前線北側では
激しい雨になりにくいものの、
東からの吹付があると
平野部を中心に局地的に雨量が
やや増える可能性もあります。

一方、
あすも気温は上がりにくいでしょう。
北部を中心に長そででも
いいくらいの所もありそうです。

あさっても午前を中心に
雨が残りそうですが、
午後は次第に回復に向かう
予想になってきました。
回復のタイミングは
またあすの予報で確認しましょう。

再び、上空の偏西風が切り離されて
寒冷渦にもなりそうですので、
この辺りの影響による
雨雲の発達にも
念のため気を付けて
レーダーを監視していきます。


全国的には、
西日本、東日本で
日照不足の所が増えているのですが、
県内は、ここ2カ月の日照時間は
100%前後あります。

また、最近30日でも
8~9割程度です。

週末には、
晴れ間が戻ってきそうですので、
酷い日照不足という状況には
しばらくならないでしょう。

連休は、前半を中心に
まずまずお出かけ日和になりそうです。


なお、きのう少し書いた熱低は
きょう午後3時現在で
まだ熱低となっています。

あすまでに台風になる見込みで
予報は出ていますが、
引き続き、
週間予報の資料でも
5連休中に
県内に影響が出そうなものはありません。







150915_1
朝の阿蘇
(気象庁HPより)

噴煙は
少し弱まっていました。







150915_2
昼過ぎに
いったん1200mまで
上がる噴火も
起きています。
(気象庁HPより)

ただ、
昨冬の活発な時よりも
落ち着いた状態の
時間が多いように見えます。

山頂付近の風向きは、
あすにかけても
県内が風下に
なりにくい方向です。

阿蘇もレベル3

ノダっち

15年9月14日(月) 17:25

天気の話なノダ


今度は
阿蘇山が噴火して
警戒レベルが3
引き上げられました。

気象庁によりますと、
午前9時43分に噴火が発生し、
噴煙は2000mに
上がったとなっています。
2000m以上まで上がったのは
1994年以来
とのことです。

その後、
1時間後のライブカメラの画面では
だいぶ灰色は少なくなっていたので
水蒸気メインに
戻って来ていると思われますが
午後3時のライブカメラでも
まだ灰色も見えていて、
気象台からも噴火継続で
発表されています。

きょうは
東風になってきていたため
熊本県内に噴煙が流れました。

あすも、基本的には
県内が風下になりにくい
でしょう。
あさって以降の風は、
また山の活動状況等も見つつ、
必要があればお伝えしていきます。

なお、桜島でも
きのう、気になる噴火がありました。
通常、爆発的噴火を
頻繁に繰り返している昭和火口ではなく、
南岳山頂火口で
爆発的噴火が確認され、
噴煙が1000mまで上がっています。
山頂火口も時おり小規模なものが
確認されているのですが、
1000mまで上がったのは
去年の11月7日以来とのことです。



一方、県内の天気は、
週末から穏やかに経過しています。

週末は、2日とも
まずまずお出かけ日和でしたね。

日曜日の朝の前線通過だけ
気にしていましたが、
やはり所々で
弱い雨がパラパラしたものの、
朝には止んでいて
影響は小さかったでしょう。

きょうは、昨日までに比べると
雲が広がりやすくなってきていますが、
まだ日差しもたっぷりと出ています。

あすになると、
高気圧が次第に東へ離れて、
秋雨前線が
九州の南に伸びてくる
でしょう。

あす朝の予想天気図上は
前線が書かれていませんが、
夜までには
現れてくる見込みで、
県内は、南部から次第に
雨が降り出しそうです。

傘をもってお出かけください。

南部の早い所は
午前から降り出していても
不思議ではない資料です。

東風ですので、
平野部を中心に
降りやすくなるでしょう。

また、日中の気温は上がりにくくて
降り出しが早いほど
昼間もヒンヤリ感じる可能性があります。

今のところ、
特に強い雨の予想はありません。

あさっては
やや前線が北上しそうです。
やはり時おり雨が降るでしょう。

木曜日も雨マークですが、
前線が離れていくと
次第に金曜日にかけて
天気が回復する流れになります。

週末以降の予報は、
今後の新しいものをご確認ください。


なお、日本の南東海上で、
あすにかけて
新たに台風が出来てきそうです。

週間予報には気配がないですし、
海外の資料などは
コチラ向きに動く資料は無いですが、
比較的、日本から遠くない海ですので、
一応、明日以降の
資料・予報に注目しておきます。








150914_1

土曜日朝の
宮崎市上空

朝ランを
6キロほどして
みましたが、
はじめは
風が涼しかったものの、
やはり
だんだん
暑くなりました^o^;










150914_2

噴火直後の
阿蘇山
(気象庁HPより)










150914_3

午後3時ごろの
阿蘇山
(気象庁HPより)

噴煙は
やや灰色が
含まれています。

二百二十日

ノダっち

15年9月11日(金) 17:48

天気の話なノダ

昨日の栃木・茨城に続いて、
きょうは
宮城県で特別警報が発表され、
河川堤防の決壊が起き、
甚大な災害が発生しました。

東海上を北上してきた
台風17号の風も加わって
雨雲を発達させたと思われます。

災害に遭われた方には
心からお見舞い申し上げます、
そして、同時に、
同じような自体が予想されるときに
どうしないといけないのか、と
考えるきっかけにしないといけませんね。

まずは、みなさん、
お住まいの地域の
洪水ハザードマップをご確認ください!
最近、津波のハザードマップは
よく話題に上がっていましたが、
洪水のハザードマップは
少し忘れがちの方も
いらっしゃいませんでしょうか?

自分の住んでいる場所が
水に浸かりやすい場所なのかどうか
確かめることは第一歩
です。
避難場所や避難経路も
家族と確認しましょう。
各市町村のホームページでも
公開されています。
家の見えやすい場所に
掲載しておきましょう!


きょうは
二百二十日です。

立春から数えて220日目で
昔から
台風が来やすい頃という雑節として
農事上の厄日と
伝えられてきた暦になります。

こうして、今年も
この暦は記憶されることになるでしょう。
そして、やはり
後世に伝えていかなければ
いけませんね。

同様の暦としては
二百十日も有名です。

この日に台風が来やすいというよりは
この時期には
こうした災害が起きやすい時期ということで
認識してよいでしょう。

このことは、すでに
現代ではみなさんご存知のとおりですね。

ただ、その災害は
時として、
想定して備えた以上のものに
なってしまうことを
最認識したい
と思います。

予報も直近までは
雨量・風速の詳細を
出すことができません。

残念ながら、今の技術では
なるべく新しい情報の確認を
随時確認して頂く必要があるのです。

そういえば、今から14年前の
あの9.11が起きた時も、
ノダは終夜勤務の
台風体制明けの職場にいて、
この日は台風の振り返りの
ニュースになるだろうと
思っていたところで、
職場のテレビで
何事が起きたのかと
目をこすったのを思い出します。

台風が日本に近づきやすい
季節というわけです。

今のところ、
すぐに日本に影響しそうな
台風は見当たりません。
ただ、南海上には
怪しい雲もありますので、
監視しています。
影響しそうな状況があれば
またお伝えしますので、
随時ご確認ください。


きょうも県内はスッキリ秋晴れです。

予想通りに朝は、各地で
今季一番のヒンヤリになりました。
この秋初めて
県内全域で20度を下回って
います。

一方、日中は
たっぷりの日差しで
平年並みまで気温が上がりました。
都城は8日連続の真夏日です。

朝と昼の寒暖差が
内陸を中心に大きくなるのも
秋らしい気温とも言えます。

朝と昼の
気温差が大きかった所では、
神門が
最低13.5の最高30.9で17.4度、
高千穂が
最低12.0の最高28.8で16.8度、
鞍岡が
最低11.1の最高27.1で16.0度
などとなりました。
ときに20度以上の差が出ますので、
まだまだではあります。


あすも日中にかけては
スッキリと晴れ
そうです。
洗濯物も
引き続きよく乾くでしょう。

海のレジャーは
急な高波にご注意下さい。


南寄りの風が予想されるため
日中はきょうよりも
風に蒸し暑さが加わりそうです。

朝は、
けさと同じくらいまで下がるでしょう。

ただ夜は、
前線が近づくため雲が増えてきて、
この前線が通過する
あさっての午前中には
山沿いを中心に
所々でにわか雨の可能性があります。
(WNIの週間予報では
これを示唆する雨マークの地点あり)

前線自体は、きょうの資料だと
日曜日の日中には
東に抜けますので、
前線が抜けた後は
しっかりと天気が回復して
晴れるでしょう。

運動会なども
十分に出来る
と思います。
熱中症にはご注意下さい。


来週は、
中頃から秋雨前線が伸びる予想で
変わりありません。

雨の降り方等は、
来週月曜日からの情報で
ご確認をお願いします。








150911

公園の桜に
だいぶ秋の装いが
進んで来ました。

秋晴れの空と
応用した葉が
秋を演出していました。

特別警報を再確認!

ノダっち

15年9月10日(木) 17:33

天気の話なノダ


台風18号は、
日本海で温低になりましたが、
南から引き連れきた雲で
関東北部が大変な大雨になりました。

東に高気圧があって
寒冷渦となったように
上空の偏西風も切り離されていて
温低の動きが遅くなったため、
長時間、同じ場所に
活発な雨雲が流れ込みやすくなった

考えられます。

同じような状況は
県内でも起こりうること
です。

何かの台風のあとに
少しお話したのですが、
台風は、東、北東に抜ける時は
台風一過になることが多いものの、
北や北西に抜けていくような時は、
南から引き連れてくる
湿った空気が次々と流れこんで
雨が続くケースはよくあることです。

その抜けた低気圧、あるいは台風が
動いていれば
状況はやや改善するのですが、
たまたまタイミング悪く
動きにくいタイミングで北上すると
急激に雨量が増えてしまいます。

なお、今回、大雨の特別警報が
栃木県と茨城県で発表されましたが、
アメダスによる
きょう午後2時までの48時間雨量の最大は、
栃木県内(今市)で618.5ミリとなってました。

この雨量を県内の
特別警報の一つの基準でもある
50年に一度の雨量と比較してみると、
県内ではより多い雨量が
基準となっている所が多いものの、
宮崎市が647ミリとなっていて
近い量だった他、
新富や高鍋などの基準は
超える雨量となっています。
その他の地点についてはこちらで確認できます(PDF)

なお、大雨の特別警報は
土砂災害や浸水害に対してのもので、
洪水に関しては対象外ですが、
それが発表された時には
同時にそちらにも警戒が必要な
雨の量になったと
考えないといけないですね。

大変な被災をされた皆様の経験が
無駄にならないように、
特別警報が出るような
雨の状況になった時、
自分たちはどうするべきか、
改めて確認しておきましょう!

特別警報は、
気象台からの
最後通告のようなもの
です。

広域での
重大な災害が差し迫っているか、
災害がすでに進行している状態で
さらに、命を守る行動
呼びかける
警報
になります。

自治体からの避難情報には
速やかに従う必要がある状況ですし、
すでに浸水などが起きて
避難が出来ない場合は、
家の中でも
崖から離れた部屋に移動するとか、
より上の階に移動するとか
命を守る行動をとることが必要です。

早めに避難を決断することは、
勇気がいることだと思いますが、
自分だけは大丈夫とか
まさか自分の所で
災害が起こることがないだろう、
といういわゆる正常性バイアスを
捨てることが大切
です。
これは、東日本大震災から
学ぶべきはずのことだと思います。

津波よけの堤防だけではなくて、
河川の堤防についても同じです。
土で出来ている所は、
激しい流れが続いたら削られます。
護岸があるところも、
絶対に安全というものはありません。

自然の力への
畏敬の念は忘れないように
したいものです。

一方の県内は、
朝から秋晴れとなりました。
午後にかけて
少し雲も出てきていますが、
午後4時現在、
レーダーに雨雲の反応もありません。

寒冷渦が抜けて
地上でも北西からの風に
なってきたことが大きいのでしょう。

朝は、
広い範囲で20度前後まで下がり、
宮崎市もこの秋初めて
20度を下回りました。


一方、日中は
30度前後まで上がって
平年並みの所が多くなっています。

あすも、
スッキリと秋晴れになるでしょう。

朝はけさよりややヒンヤリで
来月上旬並みになる所も
予想される一方、
日中は平年並みの
30度前後まで上がりそうです。

きょう以上に
朝と昼の寒暖差が
大きくなるでしょう。









150910_1

午後5時前の
MRTから西の空

夕方になって
少し雲が増えてきました。










150910_2

正午の衛星画像
(気象庁HPより)

九州は
良く晴れていますが、
関東地方には
南北につらなる雲が
まだかかったいました。









150910_3

午後5時過ぎの
阿蘇山
(気象庁HPより)

午後5時過ぎから
噴火が発生して、
灰色の噴煙が
南に流れています。

北部山沿いは
風下になる所が
ありそうです。

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