ふたご座流星群

ノダっち

10年12月14日(火) 17:10



風が冷たくなってきました。

朝の暖かさに騙されませんでしたか?

宮崎市内は、
南の海上にある上空の風の流れで出来た
薄い雲がかかった影響で
昼過ぎにかけて日差しが弱まっていましたが、
午後4時には再びスッキリと晴れてきました。

この雲は
夜には南下する見込みなので、
今夜は各地で星空がキレイに広がりそうです。

はい、毎年恒例のふたご座流星群の夜になりました。

去年の野田は、この日記
1時間で15個ほど見えたと書いています。

ふたご座流星群は
毎年の安定した数の流れ星が魅力の流星群ですが、
今年は月明かりが少し邪魔をしそうです。

流れ星を見る時のポイントは、
星座や方角にこだわらず、広く夜空を見渡すことで、
長時間夜空を見続けるには、
寝転んで見るのが楽
ですが、
今年は、ピークが午後8時頃と予想されていて、
その時間は半分より少し太った明るい月があるため
月が出ている間は、
月と反対の暗い空を探す方が良い
と思います。

ただ、ピークが観測をしやすい時間というのは利点です。

このピーク時間帯を狙って観る場合は、
月を背にするようにして立つか、
寝転んで見る場合は、
月が目に入らないようにしてご覧になるといいでしょう。

または、ピーク時間は外れて
眠たい深夜になるものの、
月が沈む午前1時以降を狙うのもオススメです。

月明かりがない方が
より暗い流れ星まで見えやすくなりますし、
広い空を見渡して探すことが出来るので、
見える数が増えるかもしれません。
 
 
どちらも一長一短です。
 
 
いずれの場合でも、
厳重な寒さ対策は必要
になります。

20時頃の気温は10度前後まで下がっている所が多く、
午前1時頃には各地とも一桁の気温で
山沿いは7度以下まで下がりそうです。

とくに、午前1時以降を狙う場合は、
たとえベランダからの観望でも厳重に防寒をして
外に出て下さい。

外に出た一時的にはそれほど寒さを感じなくても、
流星観測は最低でも20分は
じっとして動かずに夜空を見続けた方が良いため、
どんどん冷えてくる
んです。

首元を暖めるマフラーやネックウォーマーははもちろん、
ニット帽で耳を隠したり、靴下を二重にしたり、
手袋を厚手の物にしたり、コートを2枚重ねたり、
それくらい徹底して防寒しても損はないと思います。

とくに、今夜は上空に強い寒気が流れ込んで、
冷え込みが強まってくる夜になりそうです。

あす朝の気温は、
けさと比べると10度以上も大幅に低くなる予想で、
あす日中の気温も真冬並になりそうです。

急な寒さが来る時は 
体調を崩しやすくなります。
十分に体調管理にお気をつけ下さい! 
 
 
なお、きのう注目と書いた木曜日の予報ですが、
平野部の雨マークはなくなりました。
ただ、山沿いには雪が予想されています。

引き続き、あす発表の予報にもご注目下さい。
 
 
 
☆流れ星の観察方法は、
去年のふたご座流星群や今年のしし座流星群、

空に輝くよキラリ♪

流星の絆☆彡

にも書いていますので、参考にしてください。








101214

午前8時頃の宮崎市上空
次第に青空が広がりました。

冷え込みの弱い朝で、
朝の最低気温は
10月中旬から下旬並みになっています。


101214

午後4時頃の
MRTから西の空。

雲がほとんど無くて
スッキリと晴れています。


101214

上空1500m付近の
寒気の予想。

-3度線が徐々に南下して、
あさっての朝には、
九州南岸に達する予想です。


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