就職や自立に挑戦!特別支援学校チャレンジ検定

廣末隊員

16年2月15日(月) 14:47

隊員の廣末です。

今回調査したのは、今年度で実施から3年目を迎える
「特別支援学校チャレンジ検定」

県内4会場で実施されたチャレンジ検定には、98人が参加。
今回伺った県立延岡しろやま支援学校では、3つの学校から31人が検定に臨みました。


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この特別支援学校チャレンジ検定は、
特別支援学校高等部の生徒を対象にした職業技能検定です。

作業学習の意欲の向上や将来の自立に向けた夢や
希望の実現を目指すことを目的に、平成25年度から始まりました。


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検定種目は、テーブル拭きや床清掃などのメンテナンス部門
飲食店での接客業務を想定した喫茶サービス部門
文書の折り、封入れ、仕分け業務に関する事務サービス部門
の3部門があります。


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さらに、今回新しく「商品管理部門」が設けられ、検定が試行されました。
商品管理とは、お店のバックヤードを想定した商品の品出し、検品、補充、
お客様の対応などを行います。

まなび隊では、商品管理を受検する
延岡しろやま支援学校の3年生、山本咲希さんのチャレンジに注目しました!


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山本さんは、昨年の11月中旬から検定に向けた学習に取り組んできました。
認定を目指し、知識と技能を身に付けるための細かい指導を受けました。


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いよいよ山本さんが検定本番。
延岡会場で商品管理を受検するのは、
山本さんただ一人という緊張感の中での検定となりました。


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検定は、専門家を交えた審査員が、評価票にもとづき、
受検者のあいさつ、態度、技能などを審査。

1級から10級までを認定し、認定票を授与します。
1級の認定資格は、就職先の企業などでの業務に十分に対応できる能力に相当します。

そして、すべての検定が終了。
受検者、一人一人がそれぞれの検定が終了し認定証が授与されました。


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山本さんは、惜しくも目標の1級には及びませんでしたが、商品管理2級を認定されました。


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一般就労を目指して、今後もチャレンジしていくと語ってくれた山本さん。
これからも、自分の目標に向かって、頑張ってくださいね\(^o^)/


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次回のまなび隊も、お楽しみに♪

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