西都原の100年 考古博の10年 そして、次の時代へ

廣末隊員

15年1月27日(火) 14:02

今回は、県立西都原考古博物館に行ってきました。

こちらで開催されている『西都原の100年 考古博の10年 そして、次の時代へ』
どんな展示会なんでしょうか?


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この『西都原の100年 考古博の10年 そして、次の時代へ』は、
古墳群と考古博物館の歩みを振り返り、これからを考える展示会なんです。


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宮崎県初公開の貴重な資料が多数展示してあり、そのひとつが、
鳥居龍蔵の西都原古墳群発掘調査に関連する「スケッチ」です。


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大正時代の発掘調査が行われたときの古墳の様子や副葬品が
出土した状況などが描かれています。

カラー写真がまだ無かった時代に、細かな色まで描かれていて、
当時を記録した貴重な資料だということが良く分かりました。


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また、西都原古墳群というと、船のはにわが全国的に有名ですが、
平成になって新しく見つかった、二つ目の船のはにわの一部も
展示されています。


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この模様は、1月30日(金)午後6時55分からのまなび隊で放送します。
宮崎が誇る西都原の歴史を、ぜひご覧ください。

展示会『西都原の100年 考古博の10年 そして、次の時代へ』は、
3月15日まで、西都原考古博物館展示室にて開催しています。入場は無料です。

また、2月1日には、大正時代の西都原古墳群発掘調査や、当時の朝鮮半島の
考古学調査について学べる関連講演会もあります。

こちらもぜひ一度、ご覧ください。

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