次世代ペアレント授業

廣末隊員

14年12月18日(木) 15:01

今回調査に伺ったのは、都農高校。

こちらで、『次世代ペアレント授業』が行われるとのこと!

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「ペアレント(parent)」とは、「親、子どもがいる人」という意味。

『次世代ペアレント授業』とは、次世代の親となる高校生に、
障がいに対する理解や受け入れを深めてもうらうために行う学習なんです。

障がいのある方やその家族、障がい団体などを外部から学校に招いて、
実体験に基づいた講話を聞くところから始まります。

時間になると、生徒たちが体育館に集まってきました。

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都農高校で講師を務めるのは、外山明美さんです。
「子どもと家族・関係者の集まり ポン太クラブ」の会長で、
知的障がいのある次男との生活体験をお話し下さいました。

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子育てをする上での障がいとの葛藤、家族の支えなど、
これまでの実体験を、涙ながらに高校生に語りかけました。

生徒たちも、外山さんのお話しに真剣に耳を傾けていました。

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講演が終わると、各クラスに戻ってグループワークを行いました。

講演を聞いての感想、障がいに対する自分の気持ち、
そして、自分が親になったときに「こうありたい」という思いを
出し合い、考えを深めていきました。

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最後に、各グループでまとめた考えを発表しました。
この様子を外山さんも見守り、非常に意義のある授業となりました。

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この模様は、12月19日(金)午後6時55分からのまなび隊で放送します。


障がいは、私たちにとっても身近なことです。
皆さんもこの模様をぜひご覧になって、いま一度障がいについて
考えていただく機会にして頂ければと思います。


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