本と人をつなぎます!五ヶ瀬町移動図書車「きとらす」

廣末隊員

21年7月2日(金) 13:21

隊員の廣末です!!
 
皆さん、普段からは読んでいますか??
私も最近は自分の興味のある本を読んで、自分に無かった考え方などを
学ぶことが楽しいと感じています。
 
今回は、五ヶ瀬町に伺いました。
五ヶ瀬町では、町民の読書活動を推進する取り組みが成果を上げている!
ということで、調査してきました。
 
 
読書活動のことなら図書館ということで、五ヶ瀬町立図書館へ行ってみると…
 
発見したのは、鮮やかな黄色がひと際目立つ車!
 
この車は、図書館から遠くに住まわれてる方や、
図書館利用が困難な方へ本を届けるための専用の車。
その名も、ごかせブックライン「きとらす」!
 
 
ユニークな「きとらす」という名前は、地元の小学生が考案したもの。
町民の皆さんが、地元の方言で「今日は来とらすかな」と
楽しみに待っていてくれる車になってほしいという願いが込められています。
 
 
ごかせブックライン「きとらす」は、
担当の山田一誠さんが、町立図書館の図書資料から本を選び、
町内の公民館や病院など26か所を毎月、巡回訪問します。
「きとらす」の運行は、今年の2月からスタートしました。
 
 
この日、「きとらす」が訪問したのは、五ヶ瀬町福祉センター。
こちらで交流している地域の高齢者の方々へ、たくさんの本を届けます。
本の到着を待ちわびていた皆さん、早速思い思いに本を手に取って
楽しんでいました。
 
 
「きとらす」の巡回といっしょに移動販売車も巡回し、
食品や日用品も販売しています。
この移動図書に移動販売を合わせた事業「ごかせマルシェ」は、
平成30年6月から運行を開始。
ごかせ観光協会と協力し交通弱者への買い物対策にも役立っています。
 
 
この「ごかせマルシェ」の活動で、平成29年度に過去最低となっていた
図書の貸出数が、令和2年度には過去最高の貸出数を記録。
その成果、なんと3倍超え! 確かな成果を生んでいました!
 
地域の方々と本をつなぐ「きとらす」
五ヶ瀬町の皆さんの笑顔のため、これからも元気に走ります!
 
 
この模様は、7月3日(土)夕方4時45分から
みらい・みやざき まなび隊で放送します。
ぜひご覧ください!!

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