都城農業高校の「デュアルシステム」を調査!

宇田川隊員

17年6月2日(金) 13:15

牛乳大好き隊員の宇田川です!



おいしい牛乳が飲めるのも、安心・安全な農業があってこそですよね!
都城農業高校には、農業の本来の楽しさを学べるカリキュラムがあります。

それが、平成28年度から始まった「デュアルシステム」

農業の後継者不足といわれる現在、農業経験のない生徒が実習体験を通して、
農業の楽しさ専門的な仕事を学びます。

都城市内にある酪農農家で農作業をしていたのは、畜産科2年生の宮島さんと来住さんです。


この日は、デュアルシステムの初日でした。
酪農家の福留寛行さんが具体的な農業を指導していきます。



農作業に加えて、IT技術を導入した仕事の効率化など、実際の農業経営についても学んでいきます。






私は初めて酪農農家を訪れたのですが、まっすぐこちらを見つめる牛のまなざしが可愛く、
効率的に搾乳できるようオートメーション化されていて、驚きました!


次に訪れたのは、都城農業高校の学校牧場
牛、豚、鶏などの飼育を通して、畜産分野についての理解を深めます。

生乳の生産もその一つ、生徒自身の手で搾乳を行っています!
私も前絞りを体験させていただきました!



初めての搾乳体験。
最初は搾るのが難しかったのですが、すぐにコツを掴み、搾乳できました!
勢いよくミルクが出て、異常はありませんでした!

健康な乳牛からだけとれた生乳は、出荷前に、先生が抗生物質の混入がないかを検査します。



さらに検査の確認作業は、2人の先生で行い、この検査を毎回必ず行います。

そして、学校で生産された生乳は、JA宮崎経済連の霧島集乳事業所で、
他の生産者の方々と同じ基準の厳しい検査を受け、安全性が確認されたのち出荷されます。



都城農業高校は、このような安心・安全な生乳の生産活動が認められて、
食品会社の明治から優良農家の最高位である三ツ星を認証されました!



都城農業高校の「デュアルシステム」でひたむきに農業と向き合う生徒達。
これからも安心・安全な農業を受け継いでいってくださいね!

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