5年ぶりのユニセフ・キャラバン・キャンペーン

山崎隊員

22年6月3日(金) 17:54

日本ユニセフ協会が全国各地を訪問し、世界の子どもたちの現状に対する理解の促進や、ユニセフへの支援の呼びかけなどを行う「ユニセフ・キャラバン・キャンペーン」
今回、5年ぶりに宮崎県への訪問がありました!
 
1日目は「ユニセフ教室」と題して、小中学校で講演がありました。
1つ目に伺った学校は、都城市立 明道小学校
 
 
 
42人の6年生が受講します。
 
 
水道が普及していないネパールの農村では、子どもたちは学校にも通えず、1日かけて遠くまで水汲みに行かなければならないという現状を学びます。
実際にネパールの子どもたちが使っているという水瓶が用意され、水の入った重さ約15キロの水瓶を持ち運んでみる体験も行われました。
 
 
会場となった体育館の中を数十メートル運ぶだけでも、明道小の子どもたちは大変そうな様子。
水汲みがいかに過酷なものかを体感しました。
 
講師を務めた日本ユニセフ協会の金子さんは、「普段の生活が当たり前ではないということを知ってほしい」という思いを込め講演をされたそうです。
受講した明道小学校のある児童は世界の人たちに役立てるように行動したい」と話していました。
 
「ユニセフ教室」2つ目の訪問校は、都城市立 小松原中学校です。
 
 
1年生73人が受講したこの講演では、水瓶体験のほか、蚊帳に入る体験も行われました。
「(この中に3人で入って寝なければいけないのは、)結構狭い」と小松原中学校の生徒たち。
 
 
伝染病のマラリアから身を守るため世界で使われている蚊帳には、実は日本の技術が用いられ、防虫効果が5年も持続することなども学びました。
 
ユニセフ・キャラバン・キャンペーン2日目は、
まず教職員を対象にした「ユニセフ研修会」が行われました。
 
 
世界の子どもたちの現状を知ったり、SDGsについてユニセフの視点から学んだりしました。
 
 
 
その後、教育長、および知事とのメッセージ交換」が行われ、「子どもの権利」を守り、持続可能な世界を実現するために、さらなる連携を図っていくことを確認。2日間にわたる「ユニセフ・キャラバン・キャンペーン」は幕を閉じました。
 
 
 
子どもたちにとっても、そして先生方にとっても、深い学びとなった今回のキャンペーン。
「みんなが笑顔あふれる世界を!」 という願いがみんなで共有されました。
 
 
ユニセフ・キャラバン・キャンペーンの詳しい模様は、
6月4日(土)午後4:45~ 放送の
みらい・みやざき まなび隊 でぜひご覧ください。
 
MRT宮崎放送の公式YouTubeにも後日アップ予定です!

 

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