10年後の新富町は?「しんとみ学び塾」
22年4月22日(金) 17:34
今回は、新富町で行われた「しんとみ学び塾」を調査してきました!テーマは、「10年後の新富町」を考えること。どんな学びがあったのでしょうか?
会場の新富町文化会館には、町内の中学生や県内の高校生合わせて約50人が集まり、「10年後の新富町」を考えるべく様々な講師たちの講演を熱心に聞いていました。
講師陣は全部で5人。科学・科学技術・工学・美術・数学など、第一線で活躍する専門家が招かれました。
この中から3人の講師の講演をご紹介します。
1人目の講師は、科学コミュニケーターの 谷 明洋さん。
皆さんは「科学」と言われて何を思い浮かべるでしょうか?
様々なイメージがわいてくるのではないかと思います。
生徒たちからも「研究」、「”科”は科目を指すから、1つのことを極めること」などなど様々な意見が出ました。
谷さんも「みんなが正解。科学とは、”探ること、そこから分かること”。未来を作るヒント」と話していました。
2人目の講師は、宮崎大学の 淡野 公一 教授です。
淡野先生は、主に半導体を研究。
霧吹きの原理を応用した環境に優しい「ナノミスト農薬噴霧器」を発明しました。生徒たちは、開発にあたっての裏話など、貴重なお話に耳を傾けていました。
「皆さんが学校で学んだことの積み重ねで、すごい技術も生まれる」と淡野先生。生徒たちは、農業の未来を学びました。
3人目の講師は、ソニーの 阪井 祐介さんです。
阪井さんは、距離が離れていても、あたかも同じ空間にいるかのように感じることができるテレプレゼンシステム「窓」を開発しています。
島根県の隠岐の島と新富町をつなぎ、自然なコミュニケーションを生徒たちも体感しました。
阪井さんは「誰かと一緒にいる感覚は嬉しいし安心すると言ってもらえる。『窓』で人とのつながりを作っていくことが大きな目標」と話していました。
医療や福祉など、様々なニーズが期待されています。
このように様々な講演が展開され、
参加した生徒は、「自分の意見を言うのも楽しかった。いい経験になった」
と感想を話してくれました。
生徒の皆さんは、自分や新富町の将来と結びつけながらそれぞれの講師のお話に聞き入っていました。今回の経験を活かして10年後の新富町をより良い地域にしていってほしいですね!
「しんとみ学び塾」の詳しい模様は、
4月23日(土)午後4:45~ 放送の
みらい・みやざき まなび隊 でぜひご覧ください。
MRT宮崎放送の公式YouTubeにも後日アップ予定です!
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