より良い授業を目指して!県教連研究発表大会

山崎隊員

22年2月18日(金) 11:23

今回は、宮崎市の県教育研修センターを拠点にオンラインで行われた、
「県教連研究発表大会」を調査してきました!



「県教連研究発表大会」とは、県内の各教育委員会に設けられた教育研究所が、教育に関する様々な研究を発表する大会です。今回で39回目を迎えます。
どの教育研究所も、地域の子どもたちの実態に即して、より良い授業づくりを年間を通じて熱心に研究。その成果を発表し合います。

まずは、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの豊福晋平准教授が、「2030年代の公教育の展望と教育情報化」と題して講演を行いました。



その後、3つのオンライン会場が設けられ、各地の教育研究所が研究成果を発表しました。私も見学させていただきました。一部分ですがご紹介すると・・・

・串間市教育研究所
2学年が同じ教室で学ぶ「複式学級」を導入している串間市は、複式学級におけるICTの有効的な活用方法を研究。指導者が片方の学年に指導している間、もう片方の学年がタブレットで前回の授業の復習をするといった形をとることで、子どもたちにより良い学びを提供できると提案しました。

・門川町教育研究所
子どもたちに、1人1台タブレットPCが配布されたことを受け、タブレットPCを授業で有効的に活用する方法を研究。職員への研修も行い、学年や教科に関係なく、タブレットPCを活用した様々な実践例を報告しました。





研究発表を聴いた参加者の方は、「すぐにでも授業の改善に生かせるような事例をたくさん学ぶことができました。」と充実した表情で話していました。


今回の研究発表大会を調査して、
学校での日々の授業の裏には、研究所の皆さんのこうした熱心な研究・努力が重ねられていたことを学びました。
新型コロナをはじめ、教育の環境が目まぐるしく変化していく中、こうした研究がより良い授業づくりにつながっているのだと感じました。


研究発表大会の詳しい模様は、
2月19日(土)午後4:45~ 放送の
みらい・みやざき まなび隊 でぜひご覧ください。

MRT宮崎放送の公式YouTubeにも後日アップ予定です!

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