廣末隊員
五ヶ瀬中等教育学校の取り組み
15年6月8日(月) 11:38
6月6日(土)夕方6時50分からのまなび隊、
ご覧になって頂けましたか??
今回は、スーパーグローバルハイスクールに指定されて2年目の
五ヶ瀬中等教育学校を調査してきました。
県立五ヶ瀬中等教育学校は、公立学校では全国初となる、全日制普通科の
中高一貫校。1学年1クラスで、1年生から6年生までの全校生徒233名が
寝食をともにしながら学んでいます。
五ヶ瀬中等教育学校では、スーパーグローバルハイスクールの指定を受けた
昨年度に引き続き、国際的に活躍できる人材の養成を目指し、社会的な課題を
解決したり、設定した課題を自分で解決できるようなグローバルリーダーを
育成する学習が行われています。
まずは、3年生の講義。講義のタイトルは、「国内外のリーダー像を学ぶ」。
先生から歴史上のリーダーについて講義を受け、その後、班に分かれて
話し合いを行います。リーダーとは何かを、深く考える時間となりました。
6年生の実習、「英語サマリーの作成」。課題研究の意義や、技術的に
どのように工夫すればよいのかなどの講義を踏まえ、課題研究の概要を
英語で考えます。最終的に作成する英語論文の導入となる活動です。
また、近隣の自然や生活・文化を題材に行う体験的な学習で、不思議に
思ったことや調べてみたいことを見つけ、実験やインタビュー、調査などを
行い、自分で解決し、発表する「グローバルフォレストピア学習」という
取り組みがあります。
この日は、1年生が田植えを行っていました。
農作業を体験することで、自然と共にある農業の意味を考えます。
そして、体験学習が地元の人々に支えられていることに気づき、
感謝やつながりを大切にしていく気持ちを育みます。
また2年生は、菜園活動を行いました。この日は、サツマイモの苗植えです。
作物を育てる上で必要なことや、育っていく過程を理解し、農業という
仕事のすばらしさを学びます。
そして、五ヶ瀬中等教育学校ではスーパーグローバルハイスクールに
指定された去年、生徒を海外に派遣しました。
行き先は、バングラデシュとインドネシア。
派遣された生徒は、経済格差や環境問題、エネルギー問題について
調査を行いました。
五ヶ瀬中等教育学校は全寮制です。
集団生活を通してコミュニケーション能力を養い、社会性を身につけていきます。
寮では週に一度、教養講座が行われています。希望者が参加し、
全部で13の講座があり、それぞれ自分の関心のある分野での
活動を行います。
五ヶ瀬という豊かな自然の中で、世界を視野に入れた高度な教育と、
自分の夢に向かって学ぶことを楽しむ生徒たちの真っ直ぐな表情が
とても印象的でした。
五ヶ瀬から世界を目指し、がんばって下さい!!!(^_^)/~
スポーツ栄誉賞・特別賞
15年3月17日(火) 10:57
式は、県庁講堂で行われました。
受賞は、本県の在住者もしくは出身者が対象です。
まずは栄誉賞。
栄誉賞は、国際的規模の大会で優秀な成績を収められた方などに贈られます。
今回は、ハンドボール競技の第17回アジア競技大会で準優勝を収めた
原希美選手、お一人でした。
つづいて特別賞。
特別賞は、全国的規模の大会で優秀な成績を収められた方などに贈られます。
今回は、個人4名と2つの団体が受賞しました。
こちらは、ウエイトリフティング競技の中村友生選手。
中村選手は、国体の成年男子53kg級スナッチで、見事優勝を果たしました!
同じく特別賞に輝いた、宮崎県選抜成年男子サッカーです。
サッカー競技も去年の国体で見事優勝し、宮崎県の躍進に貢献しました。
障がい者スポーツ賞は、個人19名が受賞。
栄誉賞の甲斐清美選手は、日本身体障害者水泳選手権50m 自由形シニア1位など、
数々の優秀な成績を収められています。
スポーツランド宮崎を引っ張る存在でもある、今回の受賞者の皆さん。
受賞に満足せず、まだまだ上を目指す意気込みを、熱く語ってくれました!!
この模様は、3月20日(金)夕方6時55分のまなび隊で放送します。
ぜひ、ご覧ください★
宮崎県教育研究機関連絡協議会!
15年3月6日(金) 16:08
こちらで県内最大規模の教育に関する研究発表大会が行われました。
宮崎県教育研究機関連絡協議会とは、
宮崎県の教育の推進と改善を目的に県内の公立の研究機関で組織する協議会のことで、
15の研究機関が加盟参加しています。
そして今回の研究発表大会は、各機関が1年を通して取り組んできた研究の内容や
成果などを発表して、情報交換を行うとともに、研究の成果を広く一般に公開するために
開催されました。
まずは、日南市教育研究所が「児童生徒が作り上げる授業の創造」と題して
自ら課題を解決する授業スタイルを研究発表。
活発に意見を話し合う中で、児童生徒が自分たちで学習問題の答えにたどりつく、
そういった場面が見られるようになったと、1年の成果を発表しました。
その他にも、
西都市教育研究センターは、
文化遺産など豊富な教育資源を活用した「教育ブランド西都」の具現化をテーマに、
延岡市学校教育研修所は、
言語活動の充実とICTの効果的な活用、そして小中学校の連携を図る授業づくりについて、
というように、それぞれの研究発表は、教育の情報化やキャリア教育の推進など、
新たな教育課題に対応した内容となりました。
宮崎市教育情報研修センターは、
防災教育についてPDCAサイクルを生かした避難訓練を研究。
Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価・検証)、Action(改善)の4つのステージを
繰り返し継続していくことで、子どもたちの避難行動が改善されていきました。
各発表のあとには、積極的な質疑応答も行われ、
研究発表は、参加者がお互いに学び合う有意義なものとなりました。
子どもたちが自らの力で未来を切り拓くために!
教育に関わる方々の努力の研究は、これからも続きます☆
この模様は、3月7日(土)夕方6時50分からのまなび隊で放送します。
金・土・日はまなび隊!ぜひご覧ください\(^o^)/
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