山崎隊員

岡富中の『imotako』プロジェクト

山崎隊員

21年12月17日(金) 16:16

今回は、延岡市立岡富中学校で進行中の『imotako』プロジェクトについて調査してきました!



『imotako』とは、岡富中学校の生徒たちが手がける地域情報誌のことで、
創刊号が10月に発行、延岡市役所などで配布されました。
その他、「imotako」プロジェクトとして、生徒の皆さんが美術の時間に作った作品を地域各所で展示する、
「岡中ミニ美術館」の取り組みも行われています。

ところで、地域情報誌のタイトルともなっている「imotako」。
岡富のローマ字「Okatomi」を逆さから読むと、「imotako」となり、卒業生や在校生に親しまれている愛称なんだそうです。



調査に伺ったときは、地域情報誌『imotako』第2号の取材・編集作業が行われていました。

まずは、校区内に古くから伝わる有名な石「ガンガン石」の取材
生徒数人で現場へ到着すると、早速ガンガン石に詳しい地元の方々と名刺交換、そして取材開始です。
・なぜ「ガンガン石」と言うのか??
・どんな言い伝えがあり、どのように活用されてきたのか??
ICレコーダーなどを駆使して、生徒たちは熱心に取材していました。





学校へ戻ると、次は編集作業です。
『imotako』は、1・2年生の文化委員およそ20人が担当し制作しています。
取材した場所ごとにグループに分かれ、1番伝えたいことは何か、どの写真を使うのが適切かといったことを念入りに話し合っていました。
『imotako』のコンセプトは、ヒト・モノ・コト。中でも、ヒトの部分がしっかり伝わるよう、担当の先生からもアドバイスがありました。



生徒の皆さんは、口々に「地元延岡の魅力をもっといろんな人に伝えていきたい」と話します。
また、情報誌の制作を通して、地域の魅力を再発見できたようです。『imotako』第2号はどんな内容に出来上がるのか、完成がとても楽しみです!

詳しい模様は、
12月18日(土)午後4:45~ 放送の
みらい・みやざき まなび隊 でぜひご覧ください。


MRT宮崎放送の公式YouTubeにも後日アップ予定です!

若山牧水に思いを馳せて

山崎隊員

21年10月2日(土) 10:00

現在の美郷町で生まれ、日本を代表する歌人となった若山牧水

先月、牧水の母校である県立延岡高校では、牧水の命日に合わせて、恒例行事「牧水忌」が行われました。
今回は、その「牧水忌」の模様を調査してきました!





事前学習として生徒の皆さんは、朝読書の時間に若山牧水に関する資料を読んで参加しました。
メインの式典は、新型コロナウイルス対策を徹底した上で、体育館で行われました。



はじめに、校内短歌コンクールの表彰です。「牧水忌」に合わせ、生徒全員が短歌を作り、国語科の先生方がすぐれた作品を選考しました。
優秀賞に選ばれた作品は、コロナ禍の日常を詠んだ歌や、クラスの子への片思いを詠んだ歌など、作者の青春や熱い思いが詰まった素晴らしい作品ばかりでした。
そして、最優秀賞に選ばれたのは、3年の甲斐愛奈さんです。甲斐さんの作品がこちら・・・!

「平仮名の 擬態語はふわりと 軽やかに 文字の世界を 明るく覆う」

読書が好きだという甲斐さんは、印象に残った本の中の表現に着目し、この短歌を作りました。
1年生の時から入選を目指してコンクールに挑み、3年生、集大成ともいえる短歌が見事、最優秀賞に選ばれました。
それにしても、甲斐さんの文学的な感性に感嘆です・・・。



生徒の皆さんに刺激を受け、私も高校生活をテーマに短歌を作ってみました!

「定期テスト 監督まさかの 部の顧問 集中できず 点数撃沈」

毎時間どの先生が試験監督をするかわからない中、所属していた野球部の顧問の先生が来てしまい、顧問に見られていると考えたら全く集中できなかったときの思い出を短歌にしました。才能アリでしょうか…?



「牧水忌」、つづいては、若山牧水延岡顕彰会 会長の飯干喬啓さんによる講演会です。「私の好きな牧水」という題目で、飯干さんの牧水に対する熱い想いが語られました。生徒たちは真剣に聞き入っていました。


これで、「牧水忌」は終了です。
参加した生徒の皆さんは、延岡高校の大先輩に刺激を受け、それぞれの夢の実現に向かって決意を新たにしていました。

詳しい模様は、
10月2日(土)午後1:45~ 放送の
みらい・みやざき まなび隊 でぜひご覧ください。
(※放送時間がいつもと異なるのでご注意ください!)

MRT宮崎放送の公式YouTubeにも後日アップ予定です!

えびの市飯野で子どもたちが田植えの体験学習!

山崎隊員

21年7月9日(金) 14:39

えびの市と言えば、日本の米づくり100選 にも選ばれている、おいしい米どころですよね!
先日、飯野高校と飯野小学校の子どもたちが協力して田植えの体験学習を行い、その模様を調査してきました!
 
 
飯野高校に集まってきたのは、飯野小学校の5年生の皆さん。JA青年部の方々が講師となり、まずは田植えの方法について学びます!
 
 
続いて田んぼへ向かいます!飯野高校前に1反の田んぼがあり、まずはあぜに沿って並んでいきます。
 
 
JA青年部の皆さんから最後のレクチャーを受け、いよいよ田植えのスタートです!「上手に植えるぞ!オーーー!!!」
 
 
田んぼの中央に、向かい合って2列に並び、後ろに下がりながら、紐についた印にしたがって植えていきます。
 
 
私も田植えをお手伝いしました!小学生以来の田植えでしたが、やっぱり泥に足を踏み入れる瞬間の気持ちよさは最高ですね!
 
 
 
さすがえびのの子どもたちです!田植えはほとんどの子どもがすでに経験したことがあり、およそ1時間できれいに植えることができました。
 
 
植えた後は、再びJA青年部の方々から、えびの市でおいしいお米ができる理由などを学びました。これで体験学習は終了です。おいしいお米が育つといいですね!
ところで、今回特に印象的だったのは、高校生のみなさんが積極的に小学生へコツを教えたり、小学生が届かない箇所をフォローしたりする姿でした。
今回体験学習を行ったのは、飯野高校生活文化科の1年生。収穫したお米をどう活用して地域に貢献するかを考える地域支援活動」にも取り組んでいます。

「えびののおいしいお米を全国に広めたい!」と話してくれた生徒もいました。

田植えを通して、地域の未来を担う子どもたちの元気な姿を見ることができました。
 
 
この体験学習の詳しい模様は、
7月10日(土)午後4:45~ 放送の
みらい・みやざき まなび隊 でぜひご覧ください。

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