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番組審議会

令和4年10月11日(火)

番組審議会

22年10月27日(木) 13:41

1.開催日  令和4年10月11日(火)

2.議 題  (1)台風14号関連のMRTの報道番組についての合評
番組~MRT報道特別番組 「台風14号 厳重に警戒を」
【令和4年9月18日(日)午後4時00分~4時54分 放送】
(2)テレビ・ラジオの10月改編についてのご報告
 
3.議事の概要
第598回番組審議会は、10月11日MRT本社で開催されました。まず初めにMRTの牧社長があいさつに立ち、「宮崎牛が内閣総理大臣賞を受賞したという嬉しいニュースを伝えることができました。報道機関として地元に根付いたニュースはもちろん、今回の議題のような災害に関する放送はとても重要だと思っております。様々な意見をいただき、今後に生かしてまいります」と述べました。その後、9月の台風14号に関連したMRTの報道番組について、災害時の報道の在り方や情報の伝え方について意見をいただきました。

【委員の批評概要】
*新しい気象情報が入るたびにその内容を説明し、満員になっている避難所の情報などを伝えていて、災害放送として適切な番組だった。屋外からの中継も緊張感が伝わりよかったと思う。
*外壁が剥がれた建物や倒木、電柱が傾いた現場など、当日の精力的な取材を通して台風の威力と怖さを改めて映像で感じることができた。また、ライブ中継では、青島や都城など自分の気になる場所をいつでも見ることができてよかった。
*災害が迫ってくるときの予兆の説明でイラストのフリップを使用していたり、気象予報士の野田さんがグラフなどを用いて説明したりしていて、より分かりやすく感じた。
*不要不急の外出制限など警戒を呼び掛けるには、今回の場合、午後4時前後の放送では遅いと感じた。避難ができない状況で、これから何ができるかを伝えるとより良かったのではないか。
*停電しテレビがつかなくなった時も、ラジオで被害状況や台風の位置を確認することができた。また、MRTアプリは新しい情報や必要な情報がほしいタイミングで主体的に活用することができ、役に立った。
*映像を報じるテレビの役割は大きく、木々が激しく動く映像は外出を控える防止効果があり、土砂崩れや浸水被害にあった街並みの映像は、被害の深刻さが伝わる。災害が起きてしまった際には、これからも臨場感・切迫感のある放送を心掛けてもらいたい。