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番組審議会

平成30年2月13日(火)

番組審議会

18年2月28日(水) 15:44

1.開催日  平成30年2月13日(火)

 

2.議 題  MRTテレビ制作

       日本のチカラ

       50年越しのありがとう 宮崎~青森文通物語

 

3.議事の概要

 

第551回番組審議会は、2月13日MRT本社で開催されました。

はじめに、宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、去年9月にMRTが制作・放送した、「日本の祭り 炎の轍~市木古式十五夜柱松『火祭』」が番組コンクールでグランプリを受賞したことを報告。「今後も地域の良さを全国に発信できるような番組作りに励みたい」と述べました。

 

【委員の批評概要】

 

*家族同士の優しさや、心のやり取りが描けていた。いい話を見せてもらったと思う一方で、あまり元気をもらえなかったとも感じた。農家同士の交流ということなので、それぞれの家族が農業を継承し、頑張っている姿もあるとよかったのではと思う。

*通常、地域のリーダーやユニークな取り組みが取材されるが、普通に暮らす人が大事という意図で作ったのであれば、非常に意欲的で趣向性がある番組だと思う。遠く離れた農家同士の交流が全体的によく描かれていたと思う。

*やさしくほっこりとした気持ちになり、良い番組をみたと思う。年賀状などで「会いたい」と書きながらも、長年会えていないという人は誰にでもいると思うが、この番組が、会いに行くという行動を促すきっかけになればいいのではと思う。

*映像の美しさ、人の語りを引き立たせるBGM、ゆっくりとしたナレーションが良かった。登場人物の言葉もよく引き出されていて、心のやり取りを中心にしたいという制作者の意図が感じられた。

*南と北の農家が知り合い50年の絆が出来たということは、こうしたささやかな暮らしをしている人々の生活が集まり、日本が出来たと感じさせ、これが「日本のチカラ」だと解釈できた。