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番組審議会

平成29年2月14日(火)

番組審議会

17年3月1日(水) 13:52

1.開催日  平成29年2月14日(火)

 

2.議 題  ダイドードリンコスペシャル

「日本の祭り~神山を寿ぐ~」 

 

3.議事の概要

 

第541回番組審議会は、2月14日MRT本社で開催されました。

はじめに宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、「アメリカのトランプ大統領の報道機関に対する発言が物議を醸していますが、私どもは地元に根ざした報道機関として、常に、確認作業をしながら、真実を追求する努力を続けていると自負しています。これからも健全で活力ある地域づくりの一助となるよう、番組を製作・放送して参ります。」と述べました。

 

 

【委員の批評概要】

 

*故郷を守るという熱い想いが全面に出ており、強いメッセージがあった。1年間にわたって丹念に取材されていて、山里の風習や、山に生きる人の絆が分かる作品だった。男性だけのお祭りだが、それを支える女性の視点もあると、別の角度からの銀鏡神楽が描けるのではないかと思う。

*伝統をどう守っていくか悩み苦しむ姿も描かれ、厳かな番組に仕上がっていたが、1時間番組ということを考えると、興味のある視聴者は見るが、構成的に退屈に感じる視聴者もいたのではないか。

*歴史が好きな視聴者の方もいると思うので、可能であれば、吉村作治さんに、番組途中にも解説を入れてもらえるとよかったと思うが、銀鏡神楽と村を守ろうとする地元の方々の気持ちは非常に伝わった。

*銀鏡地区で19年ぶりに生まれた赤ちゃんから、山村留学の子供、53歳で初めて神楽に出た方など、まつりに関わる人たちの対比があり、面白いと思った。

*1年間かけて作り上げる神事の素晴らしさと、それに寄り添い、時間をかけて撮影した大変さが分かる。銀鏡神楽が、500年という歴史の中で、その形式と伝統が守られてきたことが良く伝わってきた番組だと思う。