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番組審議会

平成27年9月8日(火)

番組審議会

15年9月25日(金) 16:00


1.開催日  平成27年9月8日(火)

2.議 題  MRT制作テレビ番組
      「機銃掃射に怯えた日々~昭和20年宮崎の空の下で~」
 
3.議事の概要

第527回番組審議会は、9月8日MRT本社で開催されました。
はじめに宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、「10月1日にMRTはテレビ開局55年を迎えます。ここに合わせて特別番組を放送するなど色々な企画を考えています。今年度も下期に入りますが、引き続き番組やイベントを通じて宮崎県の活性化のために努力していきたいと思います」と述べました。

【委員の批評概要】

*機銃掃射に狙われた人たちが、相手の姿、表情が分かったなどと証言されていることに驚かされた。戦争を実際に体験された方々の苦しみを改めて理解できた。
*生々しい映像と、被害にあった方の証言、今も残る傷跡などをうまく見せていて、70年前の様子に引き込まれた。宮崎が実際、このような惨劇に見舞われていたのかと思い、凄くショックを受けた。
*戦闘機から撮られたガンカメラの映像や空撮を、今の映像に置き換えて見せるという手法、体験者でしか語れない細かい証言で構成された内容が、視聴者にリアリティを持たせることに成功したのではないかと思う。
*若い人たちにも見てほしい番組だと思うが、「機銃掃射」という言葉や、「グラマン」「B29」といった戦闘機の名前など、戦争を知らない若い人たちには、番組内で聞いたときに難しいかなと感じた。
*宮崎でも空襲があり、特に体が損傷した人にとっては、いまだ戦争は終わっていないのだ、ということを実感できた。我々の子孫には絶対、戦争の経験をさせたくない、そのために戦争の体験を伝えていくことが非常に重要だと思う。