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番組審議会

平成22年9月14日(火)

番組審議会

10年9月29日(水) 14:13

1.開催日  平成22年9月14日(火)
 
 
2.議 題
MRT報道特別番組
『29万頭の命 ~口蹄疫100日間の闘い~ 』
                  (平成22年7月28日放送分)
 
3.議事の概要
第477回番組審議会は、9月14日(火)、MRT本社で開催されました。
審議会を担当する橋口常務が挨拶に立ち、「口蹄疫も8月末にやっと終息宣言が出たということで、復興、再生に向けた動きが始まりました。今日ご審議していただく番組は、4月20日に口蹄疫が確認されてからちょうど100日目、非常事態宣言が解除されました次の日にそのタイミングで放送した1時間番組です。放送してから1ヶ月半が経っておりますので、状況がいくつか変化してきているとは思いますけれども、100日目というタイミングでの放送ということをご理解いただければと思います。また、総まとめといいますか、海外取材を含めながら、『この口蹄疫が何を私たちに教えたのか』ということを、ドキュメンタリーにしたいと思っています。次に作る番組のアドバイスも含め、ご審議いただきたいと思います。」と述べました。
 
【委員の批評概要】
*この番組で紹介されている口蹄疫の被害、悲劇がとても詳細に、念入りに扱われていると思った。そしてこの番組では、大変複雑な出来事の経過について徹底的に、さらに、客観的に述べられていると感じた。
*報道というのは、報道するタイミングが非常に重要であると思うのだが、今回のように、非常事態宣言が解除された次の日に、今までの流れを、色々な登場人物がある中で、農家の人を中心に据えながら、ポイントごとに、事実を出していったこと自体が、素晴らしいのではないかと思う。
*取材やインタビューをした時期が分からないところがあった。大規模農場を取材したのは、いつだったのか?どの時点で取材をして、あのような対応を彼らがとったのか?また、どの時点での景色なのか?そういったところを、取材した日付を入れるなどして、時系列的に、もう少し分かりやすくして欲しいと思った。
*もう少し問題提起があったほうが良かったのではと思う部分があった。10年前に口蹄疫が起きた時との比較で、その時の対応の仕方、終息の仕方と、今回、終息に時間がかかったことと、何が違うのか、どこに問題があったのか、このあたりを、今後、番組を作るのであれば是非とも入れて欲しいと思った。