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番組審議会

平成18年5月9日(火)

番組審議会

06年5月9日(火) 14:49

1.開催日 平成18年5月9日(火)

2.議 題 (1) TBSネット新番組「ぴーかんバディ!」の視聴と合評

 5月6日(土)午後7:00~7:56放送

3.議事の概要
審議会ではまず、宮崎放送の井口社長が挨拶に立ち、平成17年度の経営状況について報告しました。
17年度はデジタル投資の減価償却費等が大きく影響して営業費用が前年を大きく上回ったものの、放送事業の収入が前年並みに推移したことなどもあり、最終的には利益を確保できまずまずの内容であったと述べました。また、今年度も多額のデジタル投資が見込まれており引き続き気を抜かずに取り組んでいきたいと述べました。そのほか、鰐塚山に建設中のデジタル鉄塔について、工事は順調に進んでおり今月16日には鉄塔の頂上にアンテナも取り付けられ来月6日には試験電波の発射を予定していることを明らかにしました。
 
今月の審議番組は、5月6日土曜日に放送されましたTBSの新番組「ぴーかんバディ!」です。

<委員の批評概要>
・ この番組は良く言えば「庶民的」、悪く言えば「単なる下品」という感じを受けた。しかも「痩せる」ということがそんなに興味を引くテーマなのかわからない。
・ 体脂肪をカットすることで健康・美容を成し得るというところが気がかりだし、そんなコンセプトで番組を作るのは問題ではないか。
・ この番組で紹介される情報は学問的にも一方的で、違った視点からの意見などもあればもっと納得できると感じた。
・ 番組の本当の目的が「健康情報を提供すること」なのか、それとも「笑いをとって世の中楽しく行こう」ということなのか焦点がはっきりしない。
・ いろいろなところにロケーションしたり、出演タレントに1週間続けて食事を食べさせるなど相当なお金と時間と手間をかけて番組を作っているんだなと感じた。
・ 情報の受け手が賢ければ問題は起こらないが、受け取る側が都合の良いことばかりを捉えると肝心な情報を見落としがちになる。
・ 「健康情報番組」と銘打った以上は説明責任を伴うので、もう少し科学的な裏付けがあったほうが良かった。


以上