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番組審議会

令和3年3月9日(火)

番組審議会

21年4月2日(金) 10:31

1.開催日  令和3年3月9日(火)

 

2.議 題  JNN九州・沖縄ドキュメント ムーブ
       忘れられた画家 塩月桃甫
       【令和3年2月14日(日)深夜0時50分~】

 

3.議事の概要

 

第582回番組審議会は、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底の上、3月9日MRT本社で開催されました。
はじめにMRTの津隈社長が挨拶に立ち、「宮崎放送本社で開催される番組審議会は去年11月以来、4か月ぶりです。新型コロナウイルスは県内でも感染者ゼロの日が続くなど落ち着いてきたようですが、感染に対する不安も残っている状況ですので、警戒を緩めることなく望んでまいります」と述べました。

 

【委員の批評概要】

 

*冒頭の「あなたはこの画家を知っていますか?」という街頭インタビューからはじまり、映画を製作している小松さんが台湾で話を聞くシーンなど起承転結がはっきりしていて見やすかった。BGMとナレーションも番組の重厚感が増し良かったと思う。
*塩月桃甫という人物をこの番組を通して初めて知ることができた。小松さんがなぜ塩月の生涯を追うのかというのも良く伝わってきた。30分という短い時間で良くまとめられていたが、塩月桃甫が台湾美術界に何を残したのかもう少し知りたかった。
*美しいカラーの絵画と戦中戦後のモノクロ画面のコントラストがとても印象的で塩月桃甫の魅力がとても伝わってきた。絵画の背景には、画家の人生も反映されており、それを理解することで絵を見た時の楽しさが増すことを実感できた番組だった。
*台湾に残した絵がほとんど現存していないということだったが、実際何枚残っていて、どんな状態なのか、そして戦後に帰国してからの生活などいろいろと興味が膨らんだ。
*謎解きのように話を展開した番組構成が非常に良かったと思う。小松さんがなぜ塩月桃甫に興味を持ち、映画の製作を始めたのかという部分をもう少しメリハリをつけてもらいたかった。
*ためになる番組だったが放送時間が日曜日の深夜というのがもったいない。日曜日の朝などいろんな人に見てもらえる時間帯に放送すべきだと思う。この1回の放送だけでなく再放送や拡大版を制作していただきたい。