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番組審議会

令和元年7月9日(火)

番組審議会

19年8月27日(火) 15:55

1.開催日  令和元年7月9日(火)

2.議 題  MRTテレビ制作
        タミばあちゃんの終活~いのちと向き合った1年~
        【令和元年5月30日(木)午後4時~午後4時50分】

3.議事の概要

第566回番組審議会は、7月9日MRT本社で開催されました。
はじめに、宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、「MRTは7月1日で開局65年を迎えました。将来の予測がつきにくい放送業界ですが、番組の取材・構成・編集力、イベントの企画・運営力といったコンテンツ力を上げ、放送形態の変化に対応してまいります」と述べました。

【委員の批評概要】

*50分と長めの番組だったが、いろんな要素がバランスよく含まれていて、飽きずに興味深く見ることができた。「風の中にお花の匂いがある」など、タミばあちゃんのきれいな言葉が印象的だった。
*ディレクターの家族の話ではあるが、内輪の目線にならず、客観的に番組が作られていると思った。自叙伝作りを1年間追い続け撮影をしていたが、1年間の重みを感じることができた。
*「終活」の一般的なイメージは、身辺整理などを思い浮かべるが、自叙伝つくりとパラオ訪問という大掛かりな終活だという印象を持った。普通の家族ではなく、余裕のある方の終活なのかと感じたので、世間一般の終活事情も入れてほしかった。
*ディレクターが自らナレーションを行っていたが、声が柔らかく良い印象を受けた。番組の主役はタミばあちゃんでなく、娘のお母さんだと感じたので、タイトルに少し違和感を感じた。
*全体を通じて、タミばあちゃんに対する家族の優しさや愛情の深さが丁寧に紡がれていて、親子の絆の深さを感じることができた。自分の家族について考えるきっかけをくれる良い番組だったと思う。