番組審議会

平成30年7月10日(火)
18年8月2日(木) 11:22
1.開催日 平成30年7月10日(火)
2.議 題 MRTテレビ制作番組
「30年越しのノーサイド~高校ラグビー 都城VS高鍋~」
3.議事の概要
第556回番組審議会は、7月10日MRT本社で開催されました。
はじめに、宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、甚大な被害をもたらした西日本豪雨について、「防災で一番大事なことはイマジネーションを働かせることだという講義を受けたことがあります。我々、報道機関としても、不測の事態に対して、“絶対”ということは絶対にない、ということを肝に銘じて対応して参ります」と述べました。
【委員の批評概要】
*「30年越しのノーサイド」というタイトルが素敵で興味がわいた。
*ラグビーは詳しくないが、大変面白く見ることが出来た。引き分けの場合は、くじ引きで花園出場を決めることも知らなかったので、このくじ引きで、その後の人生が大きく変わる様子も興味深かった。
*くじ引きで花園出場を決めた試合を30年越しにやり直すという番組の構成が良かった。高鍋高校は地元中心に、都城高校は東京を中心に取材を進め、登場人物も成功者や苦労人などコントラストのある描き方が出来ていた。
*登場人物が多いため、それぞれのエピソードが頭に入ってこなかった。取り上げる人物を何人かに絞って紹介した方が短時間で頭に入ってくるのではないかと思う。
*一人ひとりに様々な思いやドラマがあり、楽しく番組を見ることができた。当時の試合の映像もうまく使われており、昔の話を取り上げるときには過去の映像が大事だと感じた。
*若いころのイメージのまま果敢にタックルする様子など試合が良く撮れていた。時を経ても、目標に向かって切磋琢磨した絆は固いのだと感じた。仲間と何かに打ち込んだ経験がある人にとって、自分の青春時代を思い出させてくれる番組だった。