番組審議会
令和6年度 番組審議委員 ※任期期間順
- 委員長
- 平野 亘也 氏
(株式会社宮崎銀行 特別顧問) - 副委員長
- 加藤 学 氏
(毎日新聞社 宮崎支局長) - 委員
- 柴田 博子 氏
(宮崎産業経営大学 法学部 教授) - 委員
- 田代 くるみ 氏
(Qurumu合同会社 代表) - 委員
- 米田 昌樹 氏
(旭化成株式会社延岡支社 延岡総務部長) - 委員
- 新名 博徳 氏
(宮崎県農業協同組合 総合企画部 部長) - 委員
- 久冨木 護 氏
(九州電力株式会社 執行役員宮崎支店長) - 委員
- 迫田 哲平 氏
(医療法人マナビヤ 理事長)
番組審議会は、放送番組の適性を図るため、放送法に基づいて設置されています。
宮崎放送の番組審議会は、上記の8人の方を委員として委属しており、放送番組や番組基準などの審議を依頼しています。
番組審議会

平成29年2月14日(火)
17年3月1日(水) 13:52
1.開催日 平成29年2月14日(火)
2.議 題 ダイドードリンコスペシャル
「日本の祭り~神山を寿ぐ~」
3.議事の概要
第541回番組審議会は、2月14日MRT本社で開催されました。
はじめに宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、「アメリカのトランプ大統領の報道機関に対する発言が物議を醸していますが、私どもは地元に根ざした報道機関として、常に、確認作業をしながら、真実を追求する努力を続けていると自負しています。これからも健全で活力ある地域づくりの一助となるよう、番組を製作・放送して参ります。」と述べました。
【委員の批評概要】
*故郷を守るという熱い想いが全面に出ており、強いメッセージがあった。1年間にわたって丹念に取材されていて、山里の風習や、山に生きる人の絆が分かる作品だった。男性だけのお祭りだが、それを支える女性の視点もあると、別の角度からの銀鏡神楽が描けるのではないかと思う。
*伝統をどう守っていくか悩み苦しむ姿も描かれ、厳かな番組に仕上がっていたが、1時間番組ということを考えると、興味のある視聴者は見るが、構成的に退屈に感じる視聴者もいたのではないか。
*歴史が好きな視聴者の方もいると思うので、可能であれば、吉村作治さんに、番組途中にも解説を入れてもらえるとよかったと思うが、銀鏡神楽と村を守ろうとする地元の方々の気持ちは非常に伝わった。
*銀鏡地区で19年ぶりに生まれた赤ちゃんから、山村留学の子供、53歳で初めて神楽に出た方など、まつりに関わる人たちの対比があり、面白いと思った。
*1年間かけて作り上げる神事の素晴らしさと、それに寄り添い、時間をかけて撮影した大変さが分かる。銀鏡神楽が、500年という歴史の中で、その形式と伝統が守られてきたことが良く伝わってきた番組だと思う。

平成28年12月13日(火)
16年12月28日(水) 14:20
1.開催日 平成28年12月13日(火)
2.議 題 MRT制作
「報道LIVEトコトン」
3.議事の概要
第540回番組審議会は、12月13日MRT本社で開催されました。
はじめに宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、
「今年は、県内でも震度5強を観測した4月の熊本地震、河川の氾濫を引き起こした9月の台風16号など、自然災害の多発した1年でした。こうした災害時に、正確で適切な情報を伝えられるよう、放送、取材の体制を充実させ、地域に密着した番組を放送して参ります」と述べました。
【委員の批評概要】
*オープニングの映像やナレーション、アナウンサーの言葉から、元気な番組だという第一印象を持った。タイムリーな情報や知らない事を伝えてくれる部分が面白いと思った。
*報道の特集から暮らしに役立つ情報など、バラエティ豊かで、構成もしっかりしている。タイトルの通りライブ感もあるが、番組の後半が、原稿を読んでVTRを流すという部分が長く、生放送の緊張感が欠けるので、もう一工夫あってもいいかと思う。
*地域の人を密着取材する「照ラス人」のコーナーは、こんな人がいたんだと、興味深く見ることが出来た。番組全体では清潔感や誠実さと共に生放送の緊張感もあり、MRTらしさが伝わってきた。
*お天気中継に関して、生中継のため、カメラワークの難しさや言い間違いなどはやむを得ないとは思うが、ひやひやしながら見なければいけないので、もっと安心して見られるよう、力を入れてほしい。
*情報がたくさんあり、シリアスだったり、ほっこりしたりと、1時間あっという間に見ることが出来た。県外から来た人にとっても、宮崎の魅力を知り、新たな発見もできる番組だった。

平成28年11月8日(火)
16年11月29日(火) 13:29
1.開催日 平成28年11月8日(火)
2.議 題 新窓をあけて九州
MRT制作「てげてげ爺ちゃんのおもちゃ日和」
3.議事の概要
第539回番組審議会は、11月8日MRT本社で開催されました。
はじめに宮崎放送の小堀常務が挨拶に立ち、「10月、11月は様々なイベントが開催される時期ですが、MRTでもトライアスロン大会や企業対抗運動会を実施しました。また、10月22日に主管として開催した民間放送教育協会全国大会では運営・内容について高い評価を頂きました。これからも、多彩なイベントを実施していくにあたり安全面に十分注意して参ります。」と述べました。
【委員の批評概要】
*おもちゃ作りに試行錯誤しながら新たなアイデアを生み出していく姿から、この男性の真面目さが伝わってきた。視聴者が疑問に思うポイントで、答えが出てくる点が、上手に構成されていた。
*場面場面で視聴者にしっかり届く言葉を引き出していたと思う。効果音をふんだんに用いており、構成を盛り上げていた。ユーモラスな場面で、明るいおもちゃらしい音楽がぴったり合っていて、ほっこりする印象を与えていた。
*ほのぼのと楽しく見られる番組だったと思う。取り上げた男性についても、会話や語りが人をひきつけるような内容で、15分の番組の中でもきちんとストーリーがあり、構成も良かったと思う。
*男性の作ったおもちゃで遊ぶ子供たちの笑顔が素晴らしかった。作り笑顔ではなく、自然にでた笑顔で、よくこれだけたくさん撮影できたなと感心した。
*15分番組にも関わらず、とても内容が濃く、飽きずに見ることが出来た。大人でもどういう仕組みなのか一生懸命考えようとする、遊びながら考えさせるおもちゃがたくさん出てきたので、おもちゃにはとても重要な意味があるんだと感じさせられた。

平成28年10月11日(火)
16年10月27日(木) 14:02
1.開催日 平成28年10月11日(火)
2.議 題 ラジオ番組
青の国ラジオ紀行~俵万智×伊藤一彦 牧水忌によせて~
3.議事の概要
第538回番組審議会は、10月11日MRT本社で開催されました。
はじめに宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、
「10月のテレビ・ラジオの改編期に合わせ、MRTでも土曜日夕方に報道情報系の新番組をスタートさせました。放送業界の情報通信技術が進歩する中、県民の利益を最大化すべく、視聴者第一の立場で、引き続き放送業務に取り組んで参りたい」と述べました。
【委員の批評概要】
*牧水の歌には、色の表現が多くあることから、映像が見たいという衝動に駆られる一方、ラジオを聴きながら想像することで、映像以上に広がりがあるように思った。
*俵万智さんと伊藤先生のゆったりとしたやり取りが、番組をうまくつなげていた。あえて進行役を立てなかったということも、番組の流れが自然に入ってきて、お二人の人柄が出ている番組だったと思う。
*番組の中では、短歌を2回詠んで紹介していたが、覚えきれず、後で解説を聞いても、どんな文言か思い出せなかったので、上手な工夫があるといいなと思った。
*言葉のスペシャリストである2人の対談ということもあり、時折心に響く言葉があって、良質な番組だったと思う。牧水を絡めながらではあるが、途中、ワインの話になった場面は構成上惜しい気がする。
*絵の話をするなら映像が良いが、短歌は文字の話なので、その文字を自分で想像しながら聞くということがラジオ独特の良さだと思う。
バックミュージックも良く、全体的に爽やかな番組だった。

平成28年9月13日(火)
16年9月27日(火) 11:00
1.開催日 平成28年9月13日(火)
2.議 題 JNN九州沖縄ドキュメント ムーブ
MRT制作「彼らが生きた証し~宮崎特攻基地 その記憶の伝承~」
3.議事の概要
第537回番組審議会は、9月13日MRT本社で開催されました。
はじめに宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、「8月20日、21日に開催したまつり宮崎では、2日間で去年を1万人上回る18万人の方々に来場いただきました。中心市街地の活性化はもちろん、故郷への愛着を高めていただき、県民の皆さまにMRTがあってよかったと言われる放送局を目指したい」と述べました。
【委員の批評概要】
*宮崎空港の近くにあるコンクリート壕が特攻の基地だったということ、三股に墜落した飛行機の話などは番組を見て初めて知った。
歴史を知るうえで非常に大事な内容だったと思う。
*「戦争の経験を消してはいけない」というメッセージの一貫性があった。それをどう伝えていけばよいのかという私たちの課題としても重く響いた内容だったと思う。
*平和を訴える証言を集めただけの番組ではなく、記者の問題意識がはっきりと前面に出た作品だと思う。20年前に取材されていた証言など、かつての取材成果を盛り込んだことで、番組に厚みが出ていた。
*戦争に関する証言や遺品を可能な限り残すことが必要だ、という、メッセージが伝わってきた。特攻隊員の遺族の方や、施設を見学した小学生などのインタビューなどがあるとより深い番組になるかと思う。
*宮崎にも戦争資料館を建設したいという思いを、視聴者にも感じさせる内容だと思った。30分番組ではあったが、1時間番組でも良いくらい内容が濃く、丁寧に作られている番組だったと思う。

平成28年7月12日(火)
16年7月29日(金) 10:16
1.開催日 平成28年7月12日(火)
2.議 題 MRT制作 ドキュメンタリー番組
「嗚呼!青春 宮崎応援団物語」
3.議事の概要
第536回番組審議会は、7月12日MRT本社で開催されました。はじめに宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、「MRTはTBSのネット番組を放送しておりますが、全国的にTBSの視聴率は、少しずつアップしており、ドラマやドキュメンタリーなど好評を博している番組が増えつつあります。このフォローの風を逃さないよう、全国の系列局と一緒に視聴率アップに努めていきたい。」 と述べました。
【委員の批評概要】
*野球の定期戦ではあるが、応援団にスポットを当てるという、テーマの選定が、番組として成功していると思う。4校それぞれの特徴が丁寧に描写されていた。
*1年生応援団員の成長が手に取るようにわかり、自分の青春時代を思い起こさせるドキュメンタリーであったが、4校の団長やそれぞれの1年生など、登場人物が多く、視聴者としては気持ちが定まらず、盛り込み過ぎな印象を持った。
*俳優の宇梶剛士さんのナレーションが非常に良かった。通常のドキュメンタリーよりも少し踏み込んだ、心に響くようなナレーションだったように感じた。
*若者が一生懸命頑張る姿が、力強くも爽やかに見えた。
一方、定期戦に含まれていない高校や、他の市町村の方が番組を見てどう思うのか、反響があれば知りたいと思った。
*宮崎市内4つの進学校にそれぞれの事情があって見ていて面白かった。青春の1ページをこうした番組にしてもらえたら、一生の宝物になると思った。
- 会社案内
- 採用案内
- 後援申請について
- 放送基準
- 番組種別
- 青少年に見てもらいたい番組について
- 番組審議会
- コンプライアンス憲章
- 宮崎放送国民保護業務計画
- 次世代育成支援対策推進
- 女性活躍推進行動計画
- 利用規約
- プライバシーポリシー
- MRTコミュニケーション・ガイドライン
- 視聴データの取扱いについて
- よくある質問
アーカイブ
- 2025年6月(1)
- 2025年5月(1)
- 2025年4月(1)
- 2025年3月(1)
- 2025年2月(1)
- 2024年12月(1)
- 2024年11月(1)
- 2024年10月(1)
- 2024年9月(1)
- 2024年7月(1)
- 2024年6月(1)
- 2024年5月(1)
- 2024年4月(2)
- 2024年2月(1)
- 2023年12月(2)
- 2023年10月(1)
- 2023年9月(1)
- 2023年7月(1)
- 2023年6月(1)
- 2023年5月(1)
- 2023年4月(1)
- 2023年3月(1)
- 2023年2月(1)
- 2022年12月(2)
- 2022年10月(1)
- 2022年9月(1)
- 2022年7月(1)
- 2022年6月(1)
- 2022年5月(1)
- 2022年4月(1)
- 2022年3月(1)
- 2022年2月(1)
- 2022年1月(1)
- 2021年12月(1)
- 2021年10月(2)
- 2021年7月(1)
- 2021年6月(1)
- 2021年5月(2)
- 2021年4月(1)
- 2021年2月(1)
- 2020年12月(1)
- 2020年11月(1)
- 2020年10月(1)
- 2020年9月(1)
- 2020年8月(3)
- 2020年5月(1)
- 2020年4月(2)
- 2020年1月(1)
- 2019年11月(1)
- 2019年10月(2)
- 2019年8月(1)
- 2019年6月(1)
- 2019年5月(1)
- 2019年4月(1)
- 2019年3月(1)
- 2019年2月(1)
- 2019年1月(1)
- 2018年11月(1)
- 2018年10月(1)
- 2018年9月(1)
- 2018年8月(1)
- 2018年6月(1)
- 2018年5月(2)
- 2018年3月(1)
- 2018年2月(2)
- 2017年11月(2)
- 2017年9月(1)
- 2017年8月(1)
- 2017年6月(2)
- 2017年4月(1)
- 2017年3月(2)
- 2016年12月(1)
- 2016年11月(1)
- 2016年10月(1)
- 2016年9月(1)
- 2016年7月(1)
- 2016年6月(1)
- 2016年5月(1)
- 2016年4月(1)
- 2016年3月(1)
- 2016年2月(1)
- 2015年12月(1)
- 2015年11月(1)
- 2015年10月(1)
- 2015年9月(1)
- 2015年7月(1)
- 2015年6月(1)
- 2015年5月(2)
- 2015年3月(2)
- 2014年12月(1)
- 2014年11月(1)
- 2014年10月(2)
- 2014年8月(1)
- 2014年6月(1)
- 2014年5月(1)
- 2014年4月(2)
- 2014年2月(1)
- 2013年11月(1)
- 2013年10月(2)
- 2013年7月(1)
- 2013年6月(1)
- 2013年5月(1)
- 2013年4月(1)
- 2013年3月(2)
- 2013年2月(1)
- 2012年12月(1)
- 2012年11月(1)
- 2012年10月(1)
- 2012年9月(1)
- 2012年7月(1)
- 2012年6月(1)
- 2012年5月(1)
- 2012年4月(1)
- 2012年3月(1)
- 2012年2月(1)
- 2011年12月(1)
- 2011年11月(1)
- 2011年10月(1)
- 2011年9月(1)
- 2011年7月(1)
- 2011年6月(1)
- 2011年5月(1)
- 2011年4月(2)
- 2011年3月(1)
- 2011年1月(1)
- 2010年12月(1)
- 2010年10月(1)
- 2010年9月(1)
- 2010年7月(1)
- 2010年6月(1)
- 2010年5月(1)
- 2010年4月(1)
- 2010年3月(1)
- 2010年2月(1)
- 2009年12月(1)
- 2009年11月(1)
- 2009年10月(1)
- 2009年9月(1)
- 2009年7月(1)
- 2009年6月(1)
- 2009年5月(1)
- 2009年4月(1)
- 2009年3月(1)
- 2009年2月(1)
- 2008年12月(1)
- 2008年11月(1)
- 2008年10月(1)
- 2008年9月(2)
- 2008年7月(1)
- 2008年6月(1)
- 2008年5月(1)
- 2008年4月(1)
- 2008年3月(1)
- 2007年12月(1)
- 2007年11月(1)
- 2007年10月(1)
- 2007年9月(1)
- 2007年7月(1)
- 2007年6月(1)
- 2007年5月(1)
- 2007年4月(1)
- 2007年3月(1)
- 2007年2月(1)
- 2006年12月(1)
- 2006年10月(1)
- 2006年9月(1)
- 2006年7月(1)
- 2006年6月(1)
- 2006年5月(1)
- 2006年4月(1)