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番組審議会

令和6年度 番組審議委員 ※任期期間順

委員長
平野 亘也 氏
(株式会社宮崎銀行 特別顧問)
副委員長
加藤 学 氏
(毎日新聞社 宮崎支局長)
委員
柴田 博子 氏
(宮崎産業経営大学 法学部 教授)
委員
嶋田 加奈子 氏
(株式会社宮崎観光ホテル)
委員
田代 くるみ 氏
(Qurumu合同会社 代表)
委員
米田 昌樹 氏
(旭化成株式会社延岡支社 延岡総務部長)
委員
新名 博徳 氏
(宮崎県経済農業協同組合連合会 経営企画部長)
委員
久冨木 護 氏
(九州電力株式会社 執行役員宮崎支店長)
委員
迫田 哲平 氏
(マナビヤ在宅クリニック「un」)

番組審議会は、放送番組の適性を図るため、放送法に基づいて設置されています。
宮崎放送の番組審議会は、上記の9人の方を委員として委属しており、放送番組や番組基準などの審議を依頼しています。

番組審議会

平成22年9月14日(火)

番組審議会

10年9月29日(水) 14:13

1.開催日  平成22年9月14日(火)
 
 
2.議 題
MRT報道特別番組
『29万頭の命 ~口蹄疫100日間の闘い~ 』
                  (平成22年7月28日放送分)
 
3.議事の概要
第477回番組審議会は、9月14日(火)、MRT本社で開催されました。
審議会を担当する橋口常務が挨拶に立ち、「口蹄疫も8月末にやっと終息宣言が出たということで、復興、再生に向けた動きが始まりました。今日ご審議していただく番組は、4月20日に口蹄疫が確認されてからちょうど100日目、非常事態宣言が解除されました次の日にそのタイミングで放送した1時間番組です。放送してから1ヶ月半が経っておりますので、状況がいくつか変化してきているとは思いますけれども、100日目というタイミングでの放送ということをご理解いただければと思います。また、総まとめといいますか、海外取材を含めながら、『この口蹄疫が何を私たちに教えたのか』ということを、ドキュメンタリーにしたいと思っています。次に作る番組のアドバイスも含め、ご審議いただきたいと思います。」と述べました。
 
【委員の批評概要】
*この番組で紹介されている口蹄疫の被害、悲劇がとても詳細に、念入りに扱われていると思った。そしてこの番組では、大変複雑な出来事の経過について徹底的に、さらに、客観的に述べられていると感じた。
*報道というのは、報道するタイミングが非常に重要であると思うのだが、今回のように、非常事態宣言が解除された次の日に、今までの流れを、色々な登場人物がある中で、農家の人を中心に据えながら、ポイントごとに、事実を出していったこと自体が、素晴らしいのではないかと思う。
*取材やインタビューをした時期が分からないところがあった。大規模農場を取材したのは、いつだったのか?どの時点で取材をして、あのような対応を彼らがとったのか?また、どの時点での景色なのか?そういったところを、取材した日付を入れるなどして、時系列的に、もう少し分かりやすくして欲しいと思った。
*もう少し問題提起があったほうが良かったのではと思う部分があった。10年前に口蹄疫が起きた時との比較で、その時の対応の仕方、終息の仕方と、今回、終息に時間がかかったことと、何が違うのか、どこに問題があったのか、このあたりを、今後、番組を作るのであれば是非とも入れて欲しいと思った。
 
 
 

平成22年7月13日(火)

番組審議会

10年7月26日(月) 13:45

1.開催日  平成22年7月13日(火)
 
 
2.議 題
テレビ番組「窓をあけて九州」
MRT制作『風をつかめ!~航志くん大海原へ~』
                  (平成22年5月23日放送分)
 
3.議事の概要
第476回番組審議会は、7月13日(火)、MRT本社で開催されました。
審議会では、春山社長が挨拶に立ち、「私ども日本民間放送連盟では、毎年、番組の審査会が開かれ、九州・沖縄の番組審議で、テレビ・ラジオに分かれまして番組審査が行われます。今回はラジオの生ワイド部門におきまして、川野武文アナウンサーと加藤沙知アナウンサーの組み合わせの『GO!GO!ワイド』の水曜日の枠が九州で最優秀賞をいただき、ラジオの報道部門におきましても、口蹄疫の特番で『がんばろう!宮崎』という番組が優秀賞をいただきました。また、テレビの教養部門では、宮崎出身の読売巨人軍のコーチをしていた木村拓也さんが急逝されたという番組を放送させていただいたのですが、この番組が優秀賞を頂戴いたしました。」と述べました。
 
 
【委員の批評概要】
*朝早く、父親が練習のために、別府湾へ車を走らせている時、航志くんが後ろの席でぐっすりと眠っている場面や、父親が一生懸命、船の準備をしている時、航志くんが後ろでローラースケートをして遊んでいる場面など、親の役割と子どもの無邪気な世界が見事に描写されていた。
*親と子のヨットにかける過程が、とてもよくまとめられており、お父さんの表情、航志くんの一生懸命さ、そして日本代表入りを果たした時のあの笑顔をよく捉えてあり、本当に素晴らしかった。
*練習の時には、弱々しい感じのするピンクのライフジャケットを着ていたが、最後には、ナショナルチームの雄々しいグレーのライフジャケット姿を見せ、父親の庇護を離れ、自分で今から大海原へ出て行く事を象徴的に見せていた。
*この番組の撮影技術は上手くて、視聴者を惹きつける素晴らしさがあった。特に、小さい航志くんの姿が凄まじい風と高い波の中で、船を必死に移動させるレースの場面が、胸をワクワクさせるほど、刺激的に映し出されていると思った。
  

平成22年6月8日(火)

番組審議会

10年6月28日(月) 13:19

1.開催日  平成22年6月8日(火)
 
2.議 題
       TBSネット番組に対するご意見やご感想
 
3.議事の概要
第475回番組審議会は、6月8日(火)、MRT本社で開催されました。
審議会では、春山社長が挨拶に立ち、「宮崎県内においての口蹄疫問題は、私どもにとっても宮崎県にとっても大きな災害で1日も早い終息を願うばかりでございます。わが社は、放送メディアの責任がございますので、ラジオ、テレビで被害者の方々に対する対策を含めた義援金活動をもって報道し、ならびに被害拡大防止の対応を取らせていただいているところでございます」と話し、また、来年7月の完全デジタル化については、「私たち通信側の対応は順調に推移しておりますけれども、受信者側の受信機、デジタルテレビの普及率が少し心配でございます。いよいよ完全デジタル化まで残り1年ということで、番組審議会の委員の皆様におかれましても、今後ともどうぞご理解をいただくと同時に、一緒に普及のご協力をしていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」と述べました。
 
【委員の批評概要】
*土曜の夜の「ニュースキャスター」は、ビートたけしさんに存在感があって、フリーな捉われない意見を展開し、ニュースの中の普段ないようなコメントに新鮮さを感じた。しかし、コメンテーターの方に工夫が必要だと思った。
*「紳助社長のプロデュース大作戦!」「世界笑えるジャーナル」「ウンナンのラフな感じで。」は、楽しいけれども、来週見ようかなという気持ちにはなれない内容だった。
*司会者と参加者たちの話し方が大変早すぎたり、背景の音楽が大げさすぎたり、またフリップが多すぎるなど、日本語の学習者である外国人にも楽しませるように作られている番組が少なかった。
*「飛び出せ!科学くん」は、子どもたちに見せるといいなと思いながら、ついついのめり込んでいた。とてもいい番組でこれからが楽しみだと思った。
*「紳助社長のプロデュース大作戦!」はどこまでが作られていなくて、どこまでが裏で作られているのかわからなかった。
*「ニュース23X」は、出演者が落ち着きがあって好感が持てる。番組の目指すコンセプトが、大人っぽい全うなニュースということで、1日の最後に見るニュースとしては、あまり心をかき乱すこともなく質のよいニュース番組だと思った。

平成22年5月11日(火)

番組審議会

10年5月27日(木) 11:36

1.開催日  平成22年5月11日(火)
 
2.議 題
       夕方ニュース「Nスタ」の17時45分から18時15分のTBSネット
       報道枠に関するご意見やご感想      

3.議事の概要
第474回番組審議会は、5月11日(火)、MRT本社で開催されました。
審議会ではまず、春山社長が挨拶に立ち、「宮崎県内におきましては、口蹄疫の感染、感染疑いが相次ぎ、最悪な状況を迎えました。このような状況を踏まえ、宮崎放送として、地元メディアの責任を果たすために、ラジオ、テレビで積極的に県民に対する、いい意味の告知、畜産の方々に対する応援を果たしていきたいと思います」と述べ、さらに「そのために、宮崎放送のラジオ、テレビの口蹄疫対応策特別チームをつくらせていただき、1日も早い問題収束、ならびに被害からの早期復興を目指して対応策を考え、実行していきたいと思っておりますので、委員の皆さま方からもご提言いただけると有難いと思います」と話しました。

【委員の批評概要】
*テーマごとに、レポーターやナレーターが変わったり、解説者が加わったりと、飽きさせない構成になっており、ニュースを身近にわかりやすく伝えようという工夫が感じられた。しかし、テーマによって、冗長に感じられるものがあった。
*方言を字幕に使ったり、年配の方にも理解しやすい番組で、ナレーションもわかりやすい。ニュースを読み取ろうとする視聴者の理解を得られるのではないか。
*グラフを解説に使ったり、音楽も効果的に使われている。わかりやすい報道がされているが、放送時間の設定が、誰をターゲットにしているのか良くわからなかった。
*アナウンサーの話し方が、大変速すぎると感じた。また、話題を明らかにするためのフリップの数が多すぎて、フリップやモニター、及び説明字幕が乱雑に感じて、どこに注意を向けるか迷うことがあった。
*画面が切り替わりVTRのところで、本職のアナウンサーが、ニュース原稿を読むのではなくナレーションで作っているところが、非常に斬新な感じがした。
*信頼と常識を大切にし、色々な事を放送していく番組であって欲しいと感じた。また、思い切った視点が持ち味の番組として視聴率を上げてほしい。

平成22年4月13日(火)

番組審議会

10年4月23日(金) 15:19

1.開催日  平成22年4月13日(火)

2.議 題
       MRTのテレビ、ラジオ番組に対するご意見、ご要望について      

3.議事の概要
第473回番組審議会は、4月13日(火)、MRT本社で開催されました。
審議に先立ち、春山社長が、4月に赴任した毎日新聞宮崎支局の池田亨支局長が、新委員に就任したことを報告しました。この後、売り上げ状況について「67期は一部明るい兆しもあったが、依然として厳しさが続いている」こと、また完全地デジ化に向けて「今年度16のデジタル中継局を建設してほぼ中継局開局が完了する」こと、さらに「小林のラジオアンテナを建て替える」こと、テレビ開局50年の標語が「ずっと、ずうっとMRT」に決定したことなどを報告し、「問題も多々ある1年になるが、元気に明るく悲観せず、多少の楽観で進んでいきたい」と挨拶しました。

【委員の批評概要】
*「Nスタ」について
・堀尾、長峰両キャスターがベテランの味を上手く出して、視聴者にも受け入れやすい雰囲気作りができている。夕方5時からのニュースがどれだけの人に見られているか、どの層を想定しているのか、若干疑問もある。
*「朝ズバッ!」について
・新聞各紙にも目を通すが、コメンテーターのコメントを参考に話題提供や自分の意見の肉付けに活用している。新聞各紙の紹介に安直さを感じないでもない。
*「NEWS23X」について
・54分スタートがしっくりこない。いつまでたっても慣れない。
*ドラマ全般について
・しっかりしたドラマが段々少なくなってきたという印象がある。確かにドラマ枠は減った。数は少ないが、質の高い番組は作られていると思う。
*自社制作番組について
・様々な番組で地域の文化、歴史、人々の暮らし、環境問題を楽しく深く伝えている。今後も継続して伝えていってほしい。
*ラジオ番組について
・早朝や夕方、ラジオにゆっくり耳を傾けたい世代向けの番組を検討して欲しい。若い世代だけに目を向けているのではないか?
*その他 
・MRTの特徴を視聴者に理解してもらう工夫が必要ではないかと思う。

平成22年3月9日(火)

番組審議会

10年3月26日(金) 14:30

1.開催日  平成22年3月9日(火)

2.議 題

       テレビ番組「窓をあけて九州」
       MRT制作『45歳ラストラン~競輪にかけた男~』
(平成22年1月17日放送分)       

3.議事の概要

第472回番組審議会は、3月9日(火)、MRT本社で開催されました。
審議会では、宮崎放送の春山社長が挨拶に立ち「JNNバンクーバー冬季五輪では地デジの素晴らしさを実感できた。完全以降まで500日、審議会の委員の皆様の前面バックアップをお願いしたい。」と述べました。
また今年度のJNNネットワーク協議会賞、環境エコロジー番組部門で、MRT制作の「海の余命~2050年サンゴが消える日」が奨励賞を、九州・沖縄ブロックネットの「窓をあけて九州」でMRT制作の「かあちゃん 咲いたよ!」が大賞を、「ライバルは日本一!」が特別賞を受賞したことを報告し、「皆さんの叱咤激励が受賞に繋がったと思います。」とお礼を述べました。

【委員の批評概要】

*冒頭シーンの主人公の太もものアップと形相は迫力があった。「最後まで諦めない」をキーワードに番組全体をしっかりまとめ、すがすがしい内容だった。競輪一筋に生きてきた財部選手の純粋さが伝わってきた。
*卓越したカメラワーク、注意深い編集で主人公の性格や努力が、見事に表現されていて感動した。描写が的確で無駄がなく、語りも良かった。短い番組だが制作者が伝えたいことはよく伝わっていたと思う。
*競輪というスポーツに馴染みがないので、プロスポーツとしての情報が盛り込まれていたら、番組的にもっと盛り上がったのではないだろうか?将来に対する描写が短く、不安を感じる所もあった。本人の本音が不透明な部分もあった。
*家族が取材に応じてもらえなかったのは、残念だった。最後が唐突に終わり、あまり余韻が残らなかったとの印象もあったが、全体的には、非常にいい番組だと思えた。

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