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番組審議会

令和6年度 番組審議委員 ※任期期間順

委員長
平野 亘也 氏
(株式会社宮崎銀行 特別顧問)
副委員長
加藤 学 氏
(毎日新聞社 宮崎支局長)
委員
柴田 博子 氏
(宮崎産業経営大学 法学部 教授)
委員
田代 くるみ 氏
(Qurumu合同会社 代表)
委員
米田 昌樹 氏
(旭化成株式会社延岡支社 延岡総務部長)
委員
新名 博徳 氏
(宮崎県農業協同組合 総合企画部 部長)
委員
久冨木 護 氏
(九州電力株式会社 執行役員宮崎支店長)
委員
迫田 哲平 氏
(医療法人マナビヤ 理事長)

番組審議会は、放送番組の適性を図るため、放送法に基づいて設置されています。
宮崎放送の番組審議会は、上記の8人の方を委員として委属しており、放送番組や番組基準などの審議を依頼しています。

番組審議会

平成22年4月13日(火)

番組審議会

10年4月23日(金) 15:19

1.開催日  平成22年4月13日(火)

2.議 題
       MRTのテレビ、ラジオ番組に対するご意見、ご要望について      

3.議事の概要
第473回番組審議会は、4月13日(火)、MRT本社で開催されました。
審議に先立ち、春山社長が、4月に赴任した毎日新聞宮崎支局の池田亨支局長が、新委員に就任したことを報告しました。この後、売り上げ状況について「67期は一部明るい兆しもあったが、依然として厳しさが続いている」こと、また完全地デジ化に向けて「今年度16のデジタル中継局を建設してほぼ中継局開局が完了する」こと、さらに「小林のラジオアンテナを建て替える」こと、テレビ開局50年の標語が「ずっと、ずうっとMRT」に決定したことなどを報告し、「問題も多々ある1年になるが、元気に明るく悲観せず、多少の楽観で進んでいきたい」と挨拶しました。

【委員の批評概要】
*「Nスタ」について
・堀尾、長峰両キャスターがベテランの味を上手く出して、視聴者にも受け入れやすい雰囲気作りができている。夕方5時からのニュースがどれだけの人に見られているか、どの層を想定しているのか、若干疑問もある。
*「朝ズバッ!」について
・新聞各紙にも目を通すが、コメンテーターのコメントを参考に話題提供や自分の意見の肉付けに活用している。新聞各紙の紹介に安直さを感じないでもない。
*「NEWS23X」について
・54分スタートがしっくりこない。いつまでたっても慣れない。
*ドラマ全般について
・しっかりしたドラマが段々少なくなってきたという印象がある。確かにドラマ枠は減った。数は少ないが、質の高い番組は作られていると思う。
*自社制作番組について
・様々な番組で地域の文化、歴史、人々の暮らし、環境問題を楽しく深く伝えている。今後も継続して伝えていってほしい。
*ラジオ番組について
・早朝や夕方、ラジオにゆっくり耳を傾けたい世代向けの番組を検討して欲しい。若い世代だけに目を向けているのではないか?
*その他 
・MRTの特徴を視聴者に理解してもらう工夫が必要ではないかと思う。

平成22年3月9日(火)

番組審議会

10年3月26日(金) 14:30

1.開催日  平成22年3月9日(火)

2.議 題

       テレビ番組「窓をあけて九州」
       MRT制作『45歳ラストラン~競輪にかけた男~』
(平成22年1月17日放送分)       

3.議事の概要

第472回番組審議会は、3月9日(火)、MRT本社で開催されました。
審議会では、宮崎放送の春山社長が挨拶に立ち「JNNバンクーバー冬季五輪では地デジの素晴らしさを実感できた。完全以降まで500日、審議会の委員の皆様の前面バックアップをお願いしたい。」と述べました。
また今年度のJNNネットワーク協議会賞、環境エコロジー番組部門で、MRT制作の「海の余命~2050年サンゴが消える日」が奨励賞を、九州・沖縄ブロックネットの「窓をあけて九州」でMRT制作の「かあちゃん 咲いたよ!」が大賞を、「ライバルは日本一!」が特別賞を受賞したことを報告し、「皆さんの叱咤激励が受賞に繋がったと思います。」とお礼を述べました。

【委員の批評概要】

*冒頭シーンの主人公の太もものアップと形相は迫力があった。「最後まで諦めない」をキーワードに番組全体をしっかりまとめ、すがすがしい内容だった。競輪一筋に生きてきた財部選手の純粋さが伝わってきた。
*卓越したカメラワーク、注意深い編集で主人公の性格や努力が、見事に表現されていて感動した。描写が的確で無駄がなく、語りも良かった。短い番組だが制作者が伝えたいことはよく伝わっていたと思う。
*競輪というスポーツに馴染みがないので、プロスポーツとしての情報が盛り込まれていたら、番組的にもっと盛り上がったのではないだろうか?将来に対する描写が短く、不安を感じる所もあった。本人の本音が不透明な部分もあった。
*家族が取材に応じてもらえなかったのは、残念だった。最後が唐突に終わり、あまり余韻が残らなかったとの印象もあったが、全体的には、非常にいい番組だと思えた。

平成22年2月9日(火)

番組審議会

10年2月24日(水) 17:42

1.開催日  平成22年2月9日(火)

2.議 題

       テレビ番組「新・九州遺産」
       MRT制作『伝説に彩られた山里の暮らし 椎葉村』
(平成21年12月30日放送分)       

3.議事の概要

第471回番組審議会は、2月9日(火)、MRT本社で開催されました。
審議会ではまず、春山社長が挨拶に立ち、「今年に入り、鳩山首相や小沢幹事長の問題が連日のようにマスコミを賑わすなど、政治的に重苦しい日々が続いています。また、自動車メーカーのリコール問題やビール会社の経営統合の破綻など、経済面でも厳しい環境が続いています。一方、県内では宮崎、都城、延岡のそれぞれの市で市長選挙が行われ、宮崎市では16年振りに新市長が誕生しました。」と述べました。
また、MRTテレビが今年開局50周年を迎えることについてふれ、「メディア環境もますます厳しくなっていますが、私たち放送局は、『明るく、元気に』頑張っていきたいと思っています。」と話しました。

【委員の批評概要】

*映像が大変きれいで、山里の自然や人々の生活を良く捉えていた。椎葉の人々の暮らしを見ていて、究極のところは現代人が今、目指しているエコや自然環境の問題に行きつくのではないかとも感じた。
*構成、内容にマッチしたBGM、そしてナレーションなど、トーンとタイミングが絶妙で、カメラワークも素晴らしかった。九州、沖縄の視聴者に対して、「これは九州遺産である」と認定させるに十分な素材を、余すことなく表現していた。
*歴史的な事実と平家の落人伝説がごちゃ混ぜになっているところがあった。史実と伝説の境目を、視聴者にはっきりと思い起こさせる工夫がもう少し必要ではないか。
*親から子へ、子から孫へと脈々と受け継がれてきた文化の素晴らしさを感じた。一方で、過疎地で暮らす人々の日々の厳しさという面では、表現が足りなかったのではないかと思う。

平成21年12月8日(火)

番組審議会

09年12月25日(金) 15:30

1.開催日  平成21年12月8日(火)

2.議 題

       MRTのラジオ番組に対する意見、要望について           

3.議事の概要

第470回番組審議会は、12月8日(火)、MRT本社で開催されました。
審議会ではまず、春山社長が挨拶に立ち、「本年度はMRTが『ラジオ宮崎』として開局して55年目を迎えた年です。ラジオは視覚に頼らないイマジネーションメディアで、MRTとしても長い間番組作りに努力してきました。」と話しました。
また、「ラジオの自社制作番組は総放送時間対比で、全体の41.5パーセントとなっています。」と、テレビに対し自社制作比率が高いことを説明しました。
この他、災害時に有効で、農業従事者もよく聞かれているなど、ラジオの特性について触れた後、審議会委員に、実際にラジオスタジオに入ってもらい、ラジオ番組の放送現場を疑似体験していただきました。

【委員の批評概要】

*若い世代のラジオ離れが話題になっているが、宮崎県内のイベントなどの機会をとらまえて公開録音を実施し、「この番組はこうして出来ている」というのを知ってもらえば、意外と若者が集まるのではないかと思う。
*テレビ番組の「わけもん!」の中で「学校へ行こう」のようなコーナーがあるが、例えば学校のお昼の時間にアナウンサーが来て放送すれば、生徒を含め、親や近所の人も聞くのではないかと思う。
*ラジオ番組は、今あることをすぐに放送できるというのが武器だと思うので、学生とか生徒などの素人にやらせてみるのも良いのではないか。テレビに比べて規制も緩やかで、自由にしゃべることができるのがラジオの良いところだと思う。
*若者だけを対象とせずに、年配向けの落ち着いた番組をやってみると良いのではないか。例えば老人ホームを訪れて放送すれば、年配の人たちも聞いてくれると思う。

平成21年11月10日(火)

番組審議会

09年11月26日(木) 10:38

1.開催日  平成21年11月10日(火)

2.議 題

    (1)  MRTテレビ「わけもん!」  (平成21年10月24日放送分)

3.議事の概要

第469回番組審議会は、11月10日(火)、MRT本社で開催されました。
審議会ではまず、春山社長が挨拶に立ちました。その中で社長は、平成21年度日本民間放送連盟賞において、テレビ番組「エンターテインメント部門」でMRTの制作したテレビ番組「焼酎飲み 木を植える~あの木の下に眠りたい」が優秀賞を受賞し、今年10月に開催された第57回民間放送全国大会で全国表彰を受けたことを報告しました。
また、今回視聴する自社制作番組「わけもん!」について、「制作現場が元気を出し、冒険し、個性ある番組を作っていくだろうと信じ、期待と希望を持って見守っていきたい」と述べました。

【委員の批評概要】

*若者に興味のある話題や情報が気合を入れて紹介されていると思う。同時に宮崎の若者が自分たちの活動や体験を発表する機会を得られることは素晴らしいと思う。
*時間があっという間に過ぎた・・という感じで見た。その中で、「ゲンセキ」は、若者の元気さ、爽やかさが出ていて良かったと思う。
*全体的に「独りよがり」な番組という感じがした。制作者として「これをやりたい」というのがあって欲しかった。また、初めて見る人を意識して丁寧な作りにしないといけないと思う。
*見ていて若さがあって、一生懸命さがあって、純粋に伸びようとする姿が良く捉えられていると思った。特に印象に残ったのは、宮崎学園の九州マーチングコンテストで、楽譜も読めなかった男子生徒が部長という大役を受け、辛かったけれどやり遂げた・・その喜びの表情がよく撮れていた。

平成21年10月13日(火)

番組審議会

09年10月22日(木) 17:57

1.開催日  平成21年10月13日(火)

2.議 題

    ①  「窓をあけて九州」
        MRT制作『ライバルは日本一!』(平成21年8月30日放送分)

3.議事の概要

第468回番組審議会は、10月13日(火)、MRT本社で開催されました。
審議会ではまず、春山社長が挨拶に立ちました。その中で社長は「TBSではこの秋、番組の一部を手直しし、私たち宮崎放送としても、自主制作番組を中心に番組内容を強化したり、内容の活性化策を実行して進んでいきたいと考えています」と説明しました。
 また、1年後の10月1日がMRTテレビ開局50周年という節目にあたることから、「宮崎県民に対する周年記念事業企画を実施していきたい」と述べました。
 最後に、2011年7月24日の地上デジタル放送完全移行に向け、全力で進んでいきたいと述べました。

【委員の批評概要】

*いい番組だな、というのが第一印象だ。高校生らしい爽やかさ、一生懸命さ、そして笑顔がとてもよく撮れていた。
*高校生というのは言葉があまり多くないので、そこにドラマを見つけるのは難しい。
 そこをどう突破するかが課題と思った。
*ライバルとしての存在と、叱咤激励し支えあう仲間としての存在の両方が15分という番組の中にきっちり描かれていた。レース直前に背中を叩いて気合を入れあうだとか、終わった後に一緒にアイシングをするという、仲のいい間柄が印象的に描かれていた。もしかしたらこの番組が刺激となって2人を1位、2位に押し上げたのかもしれないと思えるくらいよくできていた。
*「さわやか」の一言に尽きる番組だ。題材も良く、淡々とした描写の仕方も良かった。秀でた2人がお互いを認め合う、その心のゆとりがこちらにも伝わり、緊張せずに見ていられた。

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