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番組審議会

令和6年度 番組審議委員 ※任期期間順

委員長
平野 亘也 氏
(株式会社宮崎銀行 特別顧問)
副委員長
加藤 学 氏
(毎日新聞社 宮崎支局長)
委員
柴田 博子 氏
(宮崎産業経営大学 法学部 教授)
委員
田代 くるみ 氏
(Qurumu合同会社 代表)
委員
米田 昌樹 氏
(旭化成株式会社延岡支社 延岡総務部長)
委員
新名 博徳 氏
(宮崎県農業協同組合 総合企画部 部長)
委員
久冨木 護 氏
(九州電力株式会社 執行役員宮崎支店長)
委員
迫田 哲平 氏
(医療法人マナビヤ 理事長)

番組審議会は、放送番組の適性を図るため、放送法に基づいて設置されています。
宮崎放送の番組審議会は、上記の8人の方を委員として委属しており、放送番組や番組基準などの審議を依頼しています。

番組審議会

平成21年11月10日(火)

番組審議会

09年11月26日(木) 10:38

1.開催日  平成21年11月10日(火)

2.議 題

    (1)  MRTテレビ「わけもん!」  (平成21年10月24日放送分)

3.議事の概要

第469回番組審議会は、11月10日(火)、MRT本社で開催されました。
審議会ではまず、春山社長が挨拶に立ちました。その中で社長は、平成21年度日本民間放送連盟賞において、テレビ番組「エンターテインメント部門」でMRTの制作したテレビ番組「焼酎飲み 木を植える~あの木の下に眠りたい」が優秀賞を受賞し、今年10月に開催された第57回民間放送全国大会で全国表彰を受けたことを報告しました。
また、今回視聴する自社制作番組「わけもん!」について、「制作現場が元気を出し、冒険し、個性ある番組を作っていくだろうと信じ、期待と希望を持って見守っていきたい」と述べました。

【委員の批評概要】

*若者に興味のある話題や情報が気合を入れて紹介されていると思う。同時に宮崎の若者が自分たちの活動や体験を発表する機会を得られることは素晴らしいと思う。
*時間があっという間に過ぎた・・という感じで見た。その中で、「ゲンセキ」は、若者の元気さ、爽やかさが出ていて良かったと思う。
*全体的に「独りよがり」な番組という感じがした。制作者として「これをやりたい」というのがあって欲しかった。また、初めて見る人を意識して丁寧な作りにしないといけないと思う。
*見ていて若さがあって、一生懸命さがあって、純粋に伸びようとする姿が良く捉えられていると思った。特に印象に残ったのは、宮崎学園の九州マーチングコンテストで、楽譜も読めなかった男子生徒が部長という大役を受け、辛かったけれどやり遂げた・・その喜びの表情がよく撮れていた。

平成21年10月13日(火)

番組審議会

09年10月22日(木) 17:57

1.開催日  平成21年10月13日(火)

2.議 題

    ①  「窓をあけて九州」
        MRT制作『ライバルは日本一!』(平成21年8月30日放送分)

3.議事の概要

第468回番組審議会は、10月13日(火)、MRT本社で開催されました。
審議会ではまず、春山社長が挨拶に立ちました。その中で社長は「TBSではこの秋、番組の一部を手直しし、私たち宮崎放送としても、自主制作番組を中心に番組内容を強化したり、内容の活性化策を実行して進んでいきたいと考えています」と説明しました。
 また、1年後の10月1日がMRTテレビ開局50周年という節目にあたることから、「宮崎県民に対する周年記念事業企画を実施していきたい」と述べました。
 最後に、2011年7月24日の地上デジタル放送完全移行に向け、全力で進んでいきたいと述べました。

【委員の批評概要】

*いい番組だな、というのが第一印象だ。高校生らしい爽やかさ、一生懸命さ、そして笑顔がとてもよく撮れていた。
*高校生というのは言葉があまり多くないので、そこにドラマを見つけるのは難しい。
 そこをどう突破するかが課題と思った。
*ライバルとしての存在と、叱咤激励し支えあう仲間としての存在の両方が15分という番組の中にきっちり描かれていた。レース直前に背中を叩いて気合を入れあうだとか、終わった後に一緒にアイシングをするという、仲のいい間柄が印象的に描かれていた。もしかしたらこの番組が刺激となって2人を1位、2位に押し上げたのかもしれないと思えるくらいよくできていた。
*「さわやか」の一言に尽きる番組だ。題材も良く、淡々とした描写の仕方も良かった。秀でた2人がお互いを認め合う、その心のゆとりがこちらにも伝わり、緊張せずに見ていられた。

平成21年9月8日(火)

番組審議会

09年9月18日(金) 11:07

1.開催日  平成21年9月8日(火)

2.議 題

    ①  「JNN九州沖縄ドキュメント ムーブ」
        MRT制作『日本刀を作る男』(平成21年7月23日放送分)

3.議事の概要

審議会ではまず、春山社長が挨拶に立ち、「8月に行われた第45回、衆議院選挙の結果、民主党政権が誕生しました。今後の政権交代を私ども放送業界も注視していきたいと思います。」と述べました。また、MRTと宮崎日日新聞社との共催で開催された展覧会「恐竜ワールド2009~ここまでわかった恐竜の姿~」が9月6日に無事閉幕したことについてふれ、一昨年に開催された「エジプト展」の入場者数7万5千人を大きく上回る、県総合博物館としては新記録となる10万人超えを達成したことを報告しました。

【委員の批評概要】

*宮崎に世界一の刀を作る方がいるということに驚いて、食い入るように見てしまった。刀作りに没頭している姿や、目に見えない力を「刀」で信じるという感性が良く伝わった。
*一番大切にしているのが、技術以上に目に見えないものを信じることだと言われて、非常にスピリチュアルなものを大切にしているということが分かった。
*主人公は人物的に刀鍛冶から離れているようなキャラクターで、それが制作ディレクターの興味を引き付けたのだと思った。20年後の主人公がどう変わっているか、見てみたい気がする。
*主人公は、まずは武道家であって、そして刀工になった。その人生哲学や、武道心が30分の中に良く盛り込まれている。主人公がなぜ武道的な生き方を選び、日本刀に行き着いたかをもう少し詳しく知りたいと思った。

平成21年7月14日(火)

番組審議会

09年7月23日(木) 10:38

1.開催日 平成21年7月14日(火)

2.議 題 (1) 「窓をあけて九州」
        MRT制作『かあちゃん 咲いたよ!』(平成21年4月19日放送分)

3.議事の概要
審議会ではまず、春山社長が挨拶に立ち、7月18日土曜日の16時から新たにスタートする54分番組『わけもん!』の内容についてふれ、「学校を通じて若い人たちや、そのご両親、先生たちなどの関係者を巻き込んで、教育的なバラエティ番組を作り上げていきたい」と話しました。また、本年度の日本民間放送連盟番組コンクールについてふれ、「前年、11月の番組審議会で審議した自社制作番組『生きる×2 焼酎呑み 木を植える ~あの木の下に眠りたい~』が九州・沖縄地区審査会で最優秀賞をいただきました。当社にとっても、とても名誉なことです。」と報告しました。

<委員の批評概要>
・見て感激した。女性のディレクターが作っているというのがよく分かるぐらいすごくやさしくて、迫田江理さんのナレーションもすごく良かった。
・ある一定時間のなかで何を描こうかとしたときに、この番組の場合はやっぱりシバザクラに象徴された二人の愛情だろうと思う。奥さんの病気で酪農を辞めたときは泣いたと笑顔で言っていたけれども、簡単にあの笑顔は出てこないと思う。
・この夫婦が色々な苦難を乗り越えてきたという過去と、敏幸さんが妻の靖子さんの絶望を和らげ、そして希望を抱かせるために懸命に庭の手入れをしているという現在との対照は、効果的に使われていた。
・一面の花のなかで、人がいっぱい集まって、その人とのふれあいのなかで奥さんがニッコリと笑われる・・・。この元気を求めて20年間草むしりを無心にして、杉林を開墾してあれだけのものを作り上げたというのが、修飾なしに作られているなど、さわやかな印象をもった。

平成21年6月9日(火)

番組審議会

09年6月23日(火) 11:55

1.開催日 平成21年6月9日(火)

2.議 題 (1) 「TBSネット番組へのご意見、ご要望について」
3.議事の概要
審議会ではまず、春山社長が挨拶に立ち、「来月7月1日は、MRTが開局して55年の節目となる開局記念日です。これにあわせ、7月1日はMRTラジオ内で55年を記念した特別コーナーを放送します。」と述べました。次に、7月10日に開催される「JNN九州・沖縄番組審議会委員長会議」についてふれ、「この会議は、九州・沖縄の7県が持ち回りで行っており、今年は7年ぶりに宮崎で開催されます。今日はその会議に向けて審議していただきたいと思います。ぜひ、いろんなご意見を遠慮なくいただきますよう、皆様方のご協力をお願いします。」と述べました。

<委員の批評概要>
・ 『ROOKIES』の映画化や、『MR.BRAIN』の番組開始に当たって、TBSが局を挙げ、色々な番組でPRするなど、番組の私物化のようなことも見られる。
・ 『総力報道!THE NEWS』については、サラリーマンが見られるような時間帯に編成して欲しい。
・ 『朝ズバッ!』の「ニュースめくり斬り」を面白く見ている。一つ一つ見せるコツを、一枚一枚めくっていくという手法で、良く考えた構成と思う。
・ MRTが自主制作した優れた番組を、九州ブロックネットでゴールデンの時間帯に放送するなど、ネットとローカルの編成の割合も見直して欲しい。


平成21年5月12日(火)

番組審議会

09年5月19日(火) 10:34

1.開催日 平成21年5月12日(火)

2.議 題 (1) テレビ番組『JNN九州沖縄ドキュメント・ムーブ』
            「海の余命~2050年サンゴが消える日~」
                 (平成21年4月23日(木)放送分)の視聴と合評
(2) その他

3.議事の概要
審議会ではまず、井口会長が挨拶に立ち、経営的に厳しさを増すラジオ・テレビの近況を報告しました。
また、テレビのデジタル化については、中継局の建設が順調である一方、地デジ受信機の世帯普及率が、昨年度末で60.7%と目標を割り込んでいること、国の方でデジタル受信機購入に対する支援など、地デジ普及対策に本腰を入れ始めたことなどについて説明しました。
新しく登場するデジタルラジオについては、
「本格的な検討が始まっているが、放送以外の業界からの参入もあり、また大都会とローカルとの温度差もあって、形が見えてくるまでに今少し時間がかかりそうです。」
と述べました。

<委員の批評概要>
・ 宮崎の周辺、南の海底の危機的状況が非常に良く伝わってくる。記者自身がスキューバーダイビングをやっているので、その迫力も相まって訴え方の強い番組になったのではないかと思う。
・ 非常に密度の濃い番組だと思う。24分番組にしては、沖縄に行ったりMRTで保存しているフィルムを使ったりしていた。また、番組最初にサンゴのイラストが出てきたので番組がわかりやすかった。
・ MRTのキャッチフレーズである「キープみやざきビューティフル」に合致した番組だと思う。こうした番組を放送することは、企業メセナ、企業文化の一つであり、行動する企業としてさらに広く訴えていってほしい。
・ 漁師さんが「もうこの海は戻らないでしょう」と言われてがっかりしたが、番組最後に子どもたちが美しい海の絵を描いたので、未来に少しは希望をつなげるかなと感じた。


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