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番組審議会

令和6年度 番組審議委員 ※任期期間順

委員長
平野 亘也 氏
(株式会社宮崎銀行 特別顧問)
副委員長
加藤 学 氏
(毎日新聞社 宮崎支局長)
委員
柴田 博子 氏
(宮崎産業経営大学 法学部 教授)
委員
嶋田 加奈子 氏
(株式会社宮崎観光ホテル)
委員
田代 くるみ 氏
(Qurumu合同会社 代表)
委員
米田 昌樹 氏
(旭化成株式会社延岡支社 延岡総務部長)
委員
新名 博徳 氏
(宮崎県経済農業協同組合連合会 経営企画部長)
委員
久冨木 護 氏
(九州電力株式会社 執行役員宮崎支店長)
委員
迫田 哲平 氏
(マナビヤ在宅クリニック「un」)

番組審議会は、放送番組の適性を図るため、放送法に基づいて設置されています。
宮崎放送の番組審議会は、上記の9人の方を委員として委属しており、放送番組や番組基準などの審議を依頼しています。

番組審議会

令和4年2月8日(火)

番組審議会

22年2月25日(金) 11:54

1.開催日  令和4年2月8日(火)

 

2.議 題  ダイドードリンコ 日本の祭り

      「てんてこてん~五十猛神社ひょっとこ踊り~」

       【令和3年12月12日(日)午後3時~午後3時55分】

 

3.議事の概要

 第591回番組審議会は、2月8日MRT本社で開催されました。

今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、審議会委員の平野副委員長に来社いただくとともに、髙宮委員長他6名の委員には、リモートで会議に出席いただき、MRTの番組に対する意見をいただきました。 

 

【委員の批評概要】

 

*オープニングに「てんてこてん」という鐘の音が印象的に流れていてとても良い始まり方だと思った。祭りの準備から本番、そして終了後という時間軸の中に、祭りに関わる人のエピソードや祭りの由来が挟み込まれていてわかりやすかった。

*本番の4か月も前からお面づくりをスタートし「お面が自分に似てくる」というコメントは面白いと感じた。女性部がサポートする場面や「緊張して当日の朝早くに目が覚めてしまう」というコメントなどから、祭りに関わる人たちの一体感が伝わってきた。

*2日間に渡って踊り続けるのはかなり過酷だと思った。祭りが終わってみんな動けないというような描写や参加者全員の顔と名前がエンドロールで流れると、さらに良かったのではないか。

*タイトル「てんてこてん」は振り切ったキャッチーなタイトルだと感じた。宮崎ではひょっとこ踊りに親近感がわくが、全国放送の番組なので、早い段階で祭りの意義や発祥などを伝えると良かったのではないか。

*祭りの紹介がメインになりがちな中、重い病気を患っている奥さんに奉納した場面は涙なしには見られなかった。この祭りが地域にどれだけ根付いているのかもよくわかり、ドキュメンタリーとして極めて優れた作品だった。

*伝統を伝承するすばらしさ、地域の課題に取り組む人、40歳のおじさん達の人間模様などが描かれていて、笑顔で始まり笑顔で終わる後味のいい番組だった。

 

令和3年12月14日(火)

番組審議会

22年1月5日(水) 16:04

1.開催日  令和3年12月14日(火)

 

2.議 題  MRTラジオシアター

      「それでも僕は、君の手を離さない。」

      ~難病・ハンチントン病に向き合い、愛を貫いた夫婦の物語~

      【令和3年11月11日(木)午後1時~午後2時】

 

3.議事の概要

 第590回番組審議会は、12月14日MRT本社で開催されました。

はじめにMRTの牧社長が挨拶に立ち、「今回は審議内容であるラジオドラマと合わせてMRT報道部でも主人公のモデルを取材し放送しました。MRTはラジオとテレビの兼営局ですが今回はそのコンビネーションがうまくいった例です。今後このような事例をどんどん増やしていきたいと思いますので、忌憚ないご意見をよろしくお願いします」と述べました。

 

 

【委員の批評概要】

 

*夫婦や家族、そしてハンチントン病が発症してどのように症状が現れどう向き合っていくのかなど良く表現されていた。タイトル「それでも僕は、君の手を離さない」は手を握る行為そのものをうまく捉えた設定だと思った。

*ラジオというメディアを最大限に活かし、ラジオだからこそできた作品だと感じた。キーワードの「手を繋ぐ」が番組全体に貫かれていて筋が通っている印象を受けた。

*主人公二人を中心としたセリフで物語が淡々と進行し、タイミングよくナレーションが入るのが良かった。また、効果音や音楽もセリフを邪魔せず比較的控えめだったのが良いと感じた。

*ラジオは目に見えない分ドライブシーンや主人公二人の外見など想像が膨らみ、とても良い媒体だと思った。しかし、時間軸がフラッシュバックで過去に返ったり現在に戻ったりして分かりづらいと感じた

*放送時間が55分あり、ラジオドラマで聴き続けるのはハードルが高いと感じた。3、4回に分けて放送するなどしても良かったのではないか。

*ナレーションの川野アナウンサーの声が落ち着いていて、話すテンポもゆっくりだったので聞き取りやすかった。ハンチントン病という病気、その病気と闘いながら支え合う夫婦がいることを知って欲しいという製作者の意図がよく伝わった。

令和3年11月9日(火)

番組審議会

21年12月10日(金) 18:40

1.開催日  令和3年11月9日(火)

2.議 題  (1)JNN九州沖縄ドキュメント ムーブ

         「出動!犬猫レスキュー隊~命つなぐ奮闘生活~」

         【令和3年10月10日深夜1時15分~】

             (2)テレビ番組種別の説明

 

3.議事の概要

 第589回番組審議会は、11月9日MRT本社で開催されました。

 はじめにMRTの牧社長が挨拶に立ち、「来月、北海道と宮崎をつなごうとHBC北海道放送と共同で番組を作ることになりました。出演者は宮崎県出身で櫻坂46の松田里奈さんです。県出身の方が出演することは大変嬉しく、それを番組に活かして、県民から選ばれる放送局を目指していきたいと思います」と述べました。

 


【委員の批評概要】

 

*主人公の保護犬や保護猫に対する愛情やお世話をする大変さが番組から伝わってきた。特に、けがをした犬に薬を塗るシーンや多頭飼育崩壊のシーンは映像的にもインパクトがあり引き込まれた。

*日頃の活動を通して、飼育放棄されたペットの実態を視聴者に認識してもらう機会をつくった番組だと思った。保護活動を始めた動機や家族の協力、なにより動物との戦いの様子がうまく映像化されていて、活動が正しく理解してもらえない苦悩なども端的にまとめられていた。

*人間側からの視点だけでなく、猫のキセキの話など動物側に焦点を当てたストーリーも番組を盛り立てていて興味深く見ることができた。主人公の「私の活動がなくなることがゴールです」という言葉はとても説得力があった。

*エモーショナルな部分に訴えかけるのは非常に重要な要素だと思いつつ、具体的に何をすれば活動がなくなっていくのかというところまで描かないと絶望感で終わってしまうと感じた。

*社会的には非常に重いテーマを、ボランティアなどの日常を入れることで暗くなりすぎずに伝えられていた。深夜の放送だったが、多くの人が視聴する時間帯に放送されるべきテーマだと思った。

令和3年10月12日(火)

番組審議会

21年10月27日(水) 14:40

1.開催日  令和3年10月12日(火)

2.議 題  (1)機械式視聴率調査についての概要

             (2)テレビ・ラジオの10月改編の説明

             (3)10月スタート「THE TIME,」についてのご意見・ご感想

 

3.議事の概要

 第588回番組審議会は、10月12日MRT本社で開催されました。

 はじめにMRTの牧社長が挨拶に立ち、「10月よりさまざまな番組が スタートし、視聴率調査が機械式になりました。皆様のご意見を真摯に受けとめて、良い番組にしていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。」と述べました。



【委員の批評概要】

*大変人気のある安住紳一郎アナウンサーをメインにコミカルでユーモラスな語り口が生きるように構成されていて、演出の安定感を感じた。夜のゴールデンタイムのイメージが強い安住アナウンサーを朝の総合司会にしたのは冒険なのではと思ったが、朝の雰囲気を上手に作っていた。

*ニュースが短い時間で変わっていき、とてもテンポがよいところに好感が持てた。テレビの前で落ち着いて見る時間帯ではないので淡々と事実を伝える姿勢が良いと感じた。

*列島リアルタイム中継では、MRTの澁谷アナウンサーも出演していたが、落ち着いていながらも入社2年目のフレッシュ感が出ていた。もっと地域発信の中継をすることで番組への親近感もより湧いてくるだろうと感じた。

*1つ1つのコーナーが短く、雰囲気も違うので統一感がなく忙しく感じた。また、セットを行き来するスタイルが見慣れず急かされながら進行している印象だった。

*TBSの特徴である、真面目さが影を潜めていた。経済問題や時事問題についての取り上げが少なく物足りなく感じた。

*「銀河鉄道999」のメロディーはテンポがよく、これから1日頑張ろうという朝には心地よく耳に入った。2時間40分という長い番組だが、飽きないように工夫されていて期待していた以上に楽しく視聴できた。

令和3年9月14日(火)

番組審議会

21年10月6日(水) 15:07

1.開催日  令和3年9月14日(火)

2.議 題  世界一の九州が始まる!「光るキノコで未来を照らせ!」
      【令和3年8月1日(日)午前10時15分~午前10時30分】

3.議事の概要
第587回番組審議会は、9月14日MRT本社で開催されました。
はじめにMRTの牧社長が挨拶に立ち、「コロナ禍に伴い、ステイホームや情報収集のため、テレビ・ラジオの価値が再確認されています。番組審議会でいただいた意見を糧により良い番組を作っていきたいと思います」と述べました。

【委員の批評概要】

*この番組を見るまで宮崎大学に九州唯一のキノコの研究室があることを知らなかったので、大変興味深かった。番組全体を通してコンパクトにまとめられていたので良い印象を受けた。
*キノコ研究者・原田助教の自然な姿をうまく引き出せており、キノコ愛が伝わってきた。キノコが菌類だったことや、木材を分解できる唯一の生物など初めて知ることができた。
*青島に光るキノコがあることや、初の人工栽培に成功したことなどが良く分かった。しかし、光るキノコの話なのに、唐突に、椎茸ジェラートの話が出てくるなど、疑問に思う所もあった。
*「光るキノコで未来を照らせ!」というタイトルからすると、椎茸ジェラートの部分はもう少し短くてもよかったのではないか。キノコ愛だけでなくもう少し掘り下げた内容があるとよかった。
*大学生になったら宮崎大学でこんな面白い研究をしてみたいというイメージを湧かせてあげることも一つの目的だと思うので、学生との絡みなど研究現場を身近に感じるシーンが欲しかった。
*起承転結がはっきりしており、原田助教の「宿主が私でキノコに寄生している」という最後のコメントも印象的だった。10分ほどの放送時間に内容が盛りだくさんで面白い番組だった。

令和3年7月13日(火)

番組審議会

21年7月28日(水) 14:19

1.開催日  令和3年7月13日(火)

2.議 題  新窓をあけて九州「そば職人のバターサンド」
      【令和3年7月4日(日)午前10時~午前10時15分】

3.議事の概要
第586回番組審議会は、7月13日MRT本社で開催されました。
はじめに、先月18日に行われたMRTの株主総会で社長に就任した
牧社長が挨拶に立ち、「番組審議委員の皆様の意見は、我々宮崎放送にとって大事なご意見です。忌憚ないご意見をいただき、今後の番組制作に活かしていきたいと思います」と述べました。

【委員の批評概要】

*椎葉村出身の椎葉さんが、地域の課題に向き合い、人との関わりを大切にしながら、バターサンドという商品を通して地元を盛り上げようという内容が10分ほどの番組の中で分かりやすく構成されていた。
*しかし、短い時間の中でたくさんの場面があるので、ダイジェスト版のような印象を受けた。場面をいくつかカットして椎葉さんの思いや活動を特定の部分で掘り下げるとさらに良かったのではないか。
*主人公の地元に対する熱い思いや取り組みが映像から十分伝わってきたが、そば職人がコロナ禍において、他のスイーツでなく、なぜバターサンドを作るようになったのかも知りたかった。
*若い椎葉さんが持続可能なサイクル作りや地域の課題解決に取り組む姿は見ていて気持ちが良く、応援したいと思った。
*椎葉村にUターンした理由などが省かれていたが、逆にすっきりしたという印象。神楽や焼き畑という伝統的なものに対し、クラウドファンディングやインターネット販売など、古いものと新しいものの対比を番組内で取り上げていたことが良かったと思う。
*椎葉さんが終始笑顔で番組に出ていたところが非常に良かった。情熱や才能のある若者が未来に向けて頑張っている姿を不要な演出をせず清々しく切り取った良質な番組だった。

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