番組審議会

令和4年2月8日(火)
22年2月25日(金) 11:54
1.開催日 令和4年2月8日(火)
2.議 題 ダイドードリンコ 日本の祭り
「てんてこてん~五十猛神社ひょっとこ踊り~」
【令和3年12月12日(日)午後3時~午後3時55分】
3.議事の概要
第591回番組審議会は、2月8日MRT本社で開催されました。
今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、審議会委員の平野副委員長に来社いただくとともに、髙宮委員長他6名の委員には、リモートで会議に出席いただき、MRTの番組に対する意見をいただきました。
【委員の批評概要】
*オープニングに「てんてこてん」という鐘の音が印象的に流れていてとても良い始まり方だと思った。祭りの準備から本番、そして終了後という時間軸の中に、祭りに関わる人のエピソードや祭りの由来が挟み込まれていてわかりやすかった。
*本番の4か月も前からお面づくりをスタートし「お面が自分に似てくる」というコメントは面白いと感じた。女性部がサポートする場面や「緊張して当日の朝早くに目が覚めてしまう」というコメントなどから、祭りに関わる人たちの一体感が伝わってきた。
*2日間に渡って踊り続けるのはかなり過酷だと思った。祭りが終わってみんな動けないというような描写や参加者全員の顔と名前がエンドロールで流れると、さらに良かったのではないか。
*タイトル「てんてこてん」は振り切ったキャッチーなタイトルだと感じた。宮崎ではひょっとこ踊りに親近感がわくが、全国放送の番組なので、早い段階で祭りの意義や発祥などを伝えると良かったのではないか。
*祭りの紹介がメインになりがちな中、重い病気を患っている奥さんに奉納した場面は涙なしには見られなかった。この祭りが地域にどれだけ根付いているのかもよくわかり、ドキュメンタリーとして極めて優れた作品だった。
*伝統を伝承するすばらしさ、地域の課題に取り組む人、40歳のおじさん達の人間模様などが描かれていて、笑顔で始まり笑顔で終わる後味のいい番組だった。