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番組審議会

令和6年度 番組審議委員 ※任期期間順

委員長
平野 亘也 氏
(株式会社宮崎銀行 特別顧問)
副委員長
加藤 学 氏
(毎日新聞社 宮崎支局長)
委員
柴田 博子 氏
(宮崎産業経営大学 法学部 教授)
委員
嶋田 加奈子 氏
(株式会社宮崎観光ホテル)
委員
田代 くるみ 氏
(Qurumu合同会社 代表)
委員
米田 昌樹 氏
(旭化成株式会社延岡支社 延岡総務部長)
委員
新名 博徳 氏
(宮崎県経済農業協同組合連合会 経営企画部長)
委員
久冨木 護 氏
(九州電力株式会社 執行役員宮崎支店長)
委員
迫田 哲平 氏
(マナビヤ在宅クリニック「un」)

番組審議会は、放送番組の適性を図るため、放送法に基づいて設置されています。
宮崎放送の番組審議会は、上記の9人の方を委員として委属しており、放送番組や番組基準などの審議を依頼しています。

番組審議会

令和元年9月10日(火)

番組審議会

19年10月2日(水) 10:00

1.開催日  令和元年9月10日(火)

2.議 題  MRTテレビ制作
        世界一の九州が始まる!「魚を活かす究極の血抜き」
        【令和元年8月25日(日)午前10時15分~午前10時30分】

3.議事の概要

第567回番組審議会は、9月10日MRT本社で開催されました。
はじめに、宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、今年の日本民間放送連盟賞・九州沖縄地区審査で、ラジオとテレビのドキュメンタリー番組が、それぞれ教養番組部門の最優秀賞を受賞したことを報告。「今後も制作者の思いのこもった志の高い番組を作り続けていきたい」と述べました。

【委員の批評概要】

*15分という短い番組の中で、津本さんが編み出した血抜きの技術がよく理解できた。魚の断面の映像がとてもきれいで、新鮮さが画面からも伝わり、長谷川水産の熟成魚を食べたくなった。
*楽しく見ることができ、津本さんが編み出した技術をオープンにしていることにも共感を持てた。番組を通して熟成魚を食べてみたいと思う視聴者が大勢いたのではないかと思う。
*熟成魚と普通の鮮魚とでは値段にどのくらい差があるのか知りたいと思った。血抜きの技術を特許にせず、オープンにして皆で技術を育てることで新しい発見があると話していたが、どんな発見があったのか知りたいと思った。
*番組全体を通してストーリー性があり、テンポ、音楽も非常に良かったが、なぜ血抜きをして熟成すればおいしくなるのか知りたかった。熟成することで増える成分など、科学的な検証があると良かった。
*熟成魚をおいしそうに食べているお客さんを、嬉しそうに見つめる津本さんの表情から、魚を大切にしていることが読み取れた。津本さんが血抜きにたどり着いた経緯などを知りたいと思った。

令和元年7月9日(火)

番組審議会

19年8月27日(火) 15:55

1.開催日  令和元年7月9日(火)

2.議 題  MRTテレビ制作
        タミばあちゃんの終活~いのちと向き合った1年~
        【令和元年5月30日(木)午後4時~午後4時50分】

3.議事の概要

第566回番組審議会は、7月9日MRT本社で開催されました。
はじめに、宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、「MRTは7月1日で開局65年を迎えました。将来の予測がつきにくい放送業界ですが、番組の取材・構成・編集力、イベントの企画・運営力といったコンテンツ力を上げ、放送形態の変化に対応してまいります」と述べました。

【委員の批評概要】

*50分と長めの番組だったが、いろんな要素がバランスよく含まれていて、飽きずに興味深く見ることができた。「風の中にお花の匂いがある」など、タミばあちゃんのきれいな言葉が印象的だった。
*ディレクターの家族の話ではあるが、内輪の目線にならず、客観的に番組が作られていると思った。自叙伝作りを1年間追い続け撮影をしていたが、1年間の重みを感じることができた。
*「終活」の一般的なイメージは、身辺整理などを思い浮かべるが、自叙伝つくりとパラオ訪問という大掛かりな終活だという印象を持った。普通の家族ではなく、余裕のある方の終活なのかと感じたので、世間一般の終活事情も入れてほしかった。
*ディレクターが自らナレーションを行っていたが、声が柔らかく良い印象を受けた。番組の主役はタミばあちゃんでなく、娘のお母さんだと感じたので、タイトルに少し違和感を感じた。
*全体を通じて、タミばあちゃんに対する家族の優しさや愛情の深さが丁寧に紡がれていて、親子の絆の深さを感じることができた。自分の家族について考えるきっかけをくれる良い番組だったと思う。

令和元年6月11日(火)

番組審議会

19年6月27日(木) 14:13

1.開催日  令和元年6月11日(火)

2.議 題  TBSのネット番組について
        (1)TBSの番組でよく見る番組(具体的な番組について意見や感想など)
        (2)最近の報道姿勢について
        (3)他系列に比べての評価
        (4)今後放送してもらいたい番組
        (5)その他

3.議事の概要

第565回番組審議会は、6月11日MRT本社で開催されました。
はじめに、宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、「日向灘を震源とする最大震度5弱の地震が発生して1か月が経過しました。今のところ大きな余震もありませんが、大地震が発生した際、県民の命を守るため、迅速で的確な報道をすることが地方局の使命と肝に銘じ業務に当たって参ります」と述べました。

【委員の批評概要】

「TBSの番組でよく見る番組」
*「マツコの知らない世界」は、マニアックな人しか知らない情報を知ることができる。マツコ・デラックスさんは見ていて安心感があり、分かりづらい内容も身近なモノに例えてくれるので納得できる。
*「がっちりマンデー!!」は、商売に携わっていない人でも、世間の流行などを知ることができる。
*ドラマ「わたし、定時で帰ります。」は、恋愛と社会性がうまく絡められている。働き方改革など、今どきの話題を取り入れていて、色んな意味で勉強になった。
「最近の報道姿勢について」
*芸能人の不倫騒動や薬物問題などを報道することに疑問を感じる。
*体制や社会に対して少数派の意見を取り上げることは報道機関の義務だと思うが、あたかも多数意見かのように報道するのは反発があると思う。
*高齢者の運転事故について、免許返納が良いことだという風潮になっていないか?車がないと生活できない過疎地域の現状や、運転ミスを軽減する自動車のシステムなど様々な観点から報道して欲しい。
「その他」
*スポーツの日本代表戦、お笑いやドキュメンタリー番組などを充実させてほしい。
*来年放送が始まる「半沢直樹」の続編を楽しみにしている。

令和元年5月14日(火)

番組審議会

19年5月28日(火) 15:03

1.開催日  令和元年5月14日(火)

2.議 題  (1)日本のチカラ
        「笑顔あふれるサツマイモ!~宮崎発!世界を目指す急成長企業!~」
        【平成31年1月20日(日)午前6時15分~午前6時45分】
       (2)テレビの番組種別説明

3.議事の概要

第564回番組審議会は、5月14日MRT本社で開催されました。
はじめに宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、「令和最初の番組審議会です。MRTでも、令和の時代を新たな気持ちで、明るく前向きに頑張っていこうと思いますので、我々の番組に対し、どういう社会的意味合いがあるのか、コンプライアンス的な問題など大所高所からご指摘をお願いします」と述べました。

【委員の批評概要】
  
*生産農家が減っていく中で、若い人たちが自ら働きたいと思い、集まってくる魅力のある会社だということが番組を通して分かった。池田社長が「俺はサツマイモ王になる」という目標を掲げていたが、従業員の皆さんも同じ想いでいるからこそ急成長できたのだと思う。
*研修生として入国した外国人の労働環境が課題になっている中、この会社はうまくやっているのだと思った。働く人たちの元気がよく、若者が生き生きしている様子が映像からも伝わってきた。
*ベンチャー企業の成功物語で、過疎地域に対して励みになるという点で面白く見ることができた。社長の夢を語る力が社員を引き付ける一方、地域興しに対してどんなビジョンがあるのか知りたかった。
*起業して5年間で売り上げも20倍になり、全国的に認められる企業になったことは素晴らしいと思う。紫色のサツマイモと緑の畑のコントラストがよく、「日本のチカラ」を感じさせる番組だった。
*串間市はサツマイモの生産量が何トンあるのかなど細かい数字が気になった。ドローンや県外取材などに加え、番組構成も良く、文部科学大臣賞を受賞しただけあると思った。

平成31年4月9日(火)

番組審議会

19年4月30日(火) 10:00

1.開催日  平成31年4月9日(火)

2.議 題  (1)MRTテレビ・ラジオの4月改編についての説明
       (2)MRTテレビ・ラジオ自社制作番組に対するご意見

3.議事の概要

第563回番組審議会は、4月9日MRT本社で開催されました。
はじめに、宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、「新年度最初、そして平成最後の番組審議会です。平成の時代は放送業界にとって、テレビの地上波デジタル放送、ラジオのワイドFMスタート、そしてインターネットの爆発的な普及など、大きな変化がありました。今後も皆様に叱咤激励を頂きながらより良い放送に務めてまいります」と述べました。

【委員の批評概要】
  
「MRTテレビについて」
*「MRTニュースNext」の特集「Next調査班」は、森林盗伐の現状や交通事故の多い交差点など地域が抱える問題を深堀していて、新しい発見がある。これからも継続して、様々な問題を取り上げてほしい。
*「わけもん!!」は、宮崎で活躍する様々な人の紹介や、人気のあるお店の紹介などがあり、内容が充実していると思う。「つづくさんのどようだよ」は県外に取材に行き、美味しいお店を探す特集が面白い。
*「モーニングてらす!」はコーナーの好き嫌いはあるかもしれないが、丁寧に分かり易く作られている印象を受ける。「世界一の九州が始まる!」では日向の刀匠の話で、ドイツまで取材に行き番組を制作する姿勢が素晴らしいと思った。
「MRTラジオについて」
*「もぎたてラジオ」「GO!GO!ワイド」などの平日ワイド番組をよく聞くが、小刻みに内容が変わるので飽きないことと、流れる音楽もジャンルが多岐に渡っていて、選曲が良いと感じる。
「MRTテレビ・ラジオ」について
*事実を淡々と、公平・正確に伝える報道姿勢を貫いてほしい。この人がMRTの顔だ、というMCやパーソナリティーがいると、さらにチャンネルを合わせてくれる人が増えるのではないか。

平成31年3月12日(火)

番組審議会

19年3月27日(水) 17:14

1.開催日  平成31年3月12日(火)

2.議 題  JNN九州沖縄ドキュメント
       ムーブ 見えない貧困~子供のために社会ができること~
         (平成31年1月27日24:50~25:20放送)

3.議事の概要

第562回番組審議会は、3月12日MRT本社で開催されました。
はじめに、宮崎放送の津隈社長が挨拶に立ち、「MRTは今年、開局65周年を迎えました。私が入社した40年前と比べ、若い管理職が多いというのが最近の傾向です。働き方改革が課題となっていますが、若い管理職にプレイングマネージャーとしてリーダーシップを発揮してもらいたいと思います」と述べました。

【委員の批評概要】
  
*貧困問題は非常に難しいテーマで、こうした社会の影の部分に目をむけることは報道の義務であると思う。しかし、番組に出てきたシングルマザーの方がなぜ貧困になったのか原因が分かりにくい気がした。番組全体を通して、同情的でなく、中立的に作られている印象を受けた。
*日本の子どもの7人に1人が貧困という事実は衝撃的だった。宮崎県の県民所得は全国でも3番目に低く、離婚率も2番目に高いので、宮崎の子どもの貧困率はさらに高いのではないかと思い、さらに衝撃を受けた。
*「子供のために社会ができること」というテーマに取り組んだことはとても意義があることだと思う。一方、元受刑者や元ホームレスの人たちの話は、子供の貧困と話がつながらず、テーマの焦点化が弱くなったように感じた。
*貧困問題の存在については理解していたが、映像で見ることで改めて意識することが出来た。民間や社会で支えていく中で、行政の果たす役割は大きいと思うので、行政の取り組みも必要だと思う。
*貧困の連鎖を断ち切るには、教育が大切だと強く思った。貧困と教育の連鎖をもう少し掘り下げると、番組として広がりがでるのでは。貧困や虐待という大きな問題は、今のうちに手を打たなければ日本は崩壊してしまうと思うので、今後もこうした報道に取り組んでほしい。

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